10月17日講義内容概要2005年10月17日 20時19分18秒


10月17日

一時間目  臨床学各論

●胃炎
胃炎の特徴としては明確な定義が行われていない問いう点にある。
臨床の現場では症状のみ、器質的疾患が無いような場合でも診断されることもある
○概念 
急性胃炎
急に発症する上腹部痛、特に心かぶ痛をきたす状態に対する臨床診断名である。

痛み、出血などの症状が急速に出現し、内視鏡検査で出血性びらん、出血性胃炎、急性潰瘍が認められた物を急性粘膜病変(AGML)と呼ぶ。

慢性胃炎
慢性胃炎は病理的変化につけられる名称で、臨床診断とは一致しない。
不定の消化器症状が持続し、病理組織学的知見で表層性胃炎、萎縮性胃炎、過形成性胃炎、肥厚性胃炎などが認められた場合、診断されることが多い。
但し、臨床の現場では器質的疾患(胃・十二指腸潰瘍)が無い場合に慢性胃炎と診断することもしばしばあり、胃神経症との明確な区別は無い。

原因
ウィルスや最近感染、ストレス、薬、アルコール、刺激物、ヘリコバクター・ピロリ菌などがある。

症状
急性胃炎は急に発症する上腹部痛(しんかぶつう)、悪心、嘔吐、食欲不振

慢性胃炎は上腹部痛のほかは特に症状は無い、胃粘膜へのびらんでは喀血、下血をおこす

診察
内視鏡検査、及び生検より診断。ピロリ菌の検査はウレアーゼ試験が主

治療
プロトンポンプ阻害剤、H2受容体拮抗薬や粘膜保護剤、プロスタグランジン

●胃潰瘍・十二指腸潰瘍
概念
胃や十二指腸の粘膜が攻撃因子によって障害された物
基本は攻撃因子と防御因子のバランスの狂いから起きる

疫学
通院者は人口の1パーセント程度

防御因子 重炭酸イオンを含む粘液、粘膜内因性プロスタグランジン、粘膜血流の減少

攻撃因子 刺激物、薬剤、ヘリコバクター・ピロリ

ヘリコバクター・ピロリ
胃潰瘍、十二指腸潰瘍患者の70から90パーセントは罹患
疾患特異性は無いと言われているが、除菌で早期治療が可能&再発率の減少が期待できる

症状
胃潰瘍は食後の心窩部痛
十二指腸潰瘍のは空腹時のしんかぶ痛

診断
透視検査、内視鏡検査が用いられるが、後者は直接見ることができるため良い。
ウレアーゼ試験:胃炎と同様

治療
薬剤は胃炎と同じ
内視鏡検査時に出血とうの保存治療が可能になり、外科的な手術は少なくなっている


●胃癌
概念
上皮性の悪性腫瘍

疫学
日本は多い、悪性腫瘍の死因で男性二位、女性一位(男性一位は肺ガン)

成因
明らかではない。
食生活(ニトロソアミン・亜硝酸とアミンが酸性状況かでできる)
萎縮性胃炎、ヘリコバクター・ピロリ

転移 (多彩)
ウィルヒョウのリンパ節転移、血行性転移(肝臓、肺)、クーケンベルク転移(卵巣へのハシュ性転移)、シュニッツラー転移(ダグラス過への播種性転移)腹膜転移(ガン性腹膜炎、腹水)

症状
初期は無症状、進行で食欲不振、上腹部痛、嘔気、嘔吐、体重減少、
吐血下血、貧血等
ガン性腹膜炎は腹水がたまり、腹部膨満感、呼吸困難

診断
上部消化管ぞうえい検査
 粘膜不整、陰影欠損、潰瘍像

内視鏡検査
 不整形隆起、表面の出血、びらんの有無、不整形潰瘍、粘膜皺壁の断裂、ふとまり、先細り、融合の有無

生検、病理組織検査
さまざまな分類がある
 生検組織のグループ分類
 肉眼分類
 ガンの進行分類
 進度分類
 手術時の分類がある

二時間目  生理学  内分泌(性ホルモン)、筋肉

性ホルモンの分泌

視床下部 (性腺刺激ホルモン放出ホルモン)

下垂体前葉 (性腺刺激ホルモン)
↓     二種類ある(卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン)
卵巣   (女性ホルモン)  
      複雑なので後述
精巣   (男性ホルモン)
  黄体形成ホルモン→ライデッヒの間質細胞→テストステロン
  卵胞刺激ホルモン→(精細管)→精子の発育

女性ホルモンの分泌
女性ホルモンの分泌には妊娠の有無が大きくかかわってくる。

原始卵胞(周りを顆粒細胞が取り囲む)
↓  (この発育には卵胞刺激ホルモンが関与)
(発育中の)卵胞
↓  (発育は顆粒層が発達)
胞状卵胞

成熟卵胞(エストロゲン=卵胞刺激刺激ホルモンを分泌)

排卵→卵子

顆粒細胞の部分が黄体に変化

成熟黄体(エストロゲンとプロジェステロンを分泌)

以下の過程は、妊娠の有無で変化

○妊娠しなかった場合
成熟黄体は次第に萎縮し、白体となり消滅

○妊娠した場合
成熟黄体は萎縮せずにホルモンを分泌し、妊娠を維持する
このため妊娠中は女性ホルモンの量が最も高くなる
(妊娠中は最も女性らしい体つきに)

cf 排卵は左右の卵巣が交互に排卵を行う。
  卵巣が片方になったら片側の卵巣が毎月排卵を行う

●筋肉
筋肉キンニク 横紋オウモン構造コウゾウ 随意性ズイイセイ 自動ジドウ運動ウンドウ 収縮シュウシュク速度ソクド 構造コウゾウ 支配シハイ神経シンケイ
骨格コッカクキン ハヤ 独立ドクリツ細胞サイボウ 運動ウンドウ神経シンケイ
平滑筋ヘイカツキン オソ 合胞体ゴウホウタイ 自律神経ジリツシンケイ
心筋シンキン ハヤ 合胞体ゴウホウタイ 自律神経ジリツシンケイ
授業のメインは骨格筋

骨格筋の構造
  ミオシンフィラメント(太い)とアクチンフィラメント(細い)
   ↓(集まって)
  筋原線維
   ↓(集まって)
  筋線維(筋細胞)
   ↓(集まって)
  骨格筋

筋原線維には明帯(明るく見えるところ)と暗帯(暗く見えるところ)がある。
→横紋
 


三時間目  鍼実技  経絡(更年期障害)
割愛

パキスタンの旅 北部地域2 花見に不可欠な手続き2005年10月17日 20時47分25秒

パキスタンへの義援金送付先についてはYahooの”こちら”に詳しくあります。
管理人の義援金に対しての考え&対応については”こちら”にございます。


今日はちょっと気楽なお話。
募金のお願いをしていながら不謹慎といわれるかもしれませんが・・・

実はフンザに向かう前に、首都のイスラマバードで行った手続きがあります。
フンザに3月末に向かったのは”あんずの花”を見るため。
そう”花見”です。
日本人として、花見をするために必要なもの・・・・・それはお酒です。
でも、パキスタンはイスラム教徒の国。
一般にお酒は売っていません。

でも旅行者であれば入手する方法はあります。
それが”リカーパーミット”
”リカーパーミット”を入手することによりある場所でお酒が合法的に買えるのです。

ええ、入手しました。
だってフンザへ行く最大の目的が”花見”なんですから。

バスを乗り継ぎ、目的のオフィスに向かい、代書屋に頼んで書類を作成&申請。
役人さんの”何で酒を飲むのか?”という質問にもにこやかに”ここはイスラムの国だから普段であれば私も飲まない。でも花見は年に一度の日本の伝統的な文化だ!”と答え、手に入れました、”リカーパーミット”
(多少誇張が入っています)


写真の右側のシールがパキスタンの”VISA”
左側下の三角形のスタンプが入国印、その右にあるのが出国印
そして、左側上の四角いスタンプが”リカーパーミット”です。
これは6UNIT版
大体、ハードリカー6本が買える許可証です。
その足で”マリオットホテル”に向かいます。
貧乏旅行者の私にはロビーに入ることもたじろぐような高級ホテルです。
意を決してロビーに入り、カウンターに座るねーちゃんに聞いてみると、話がつながらない。
パスポートの許可証欄を見せてすったもんだしているとマネージャーがやってきて一気に解決。
マネージャーの指示通りに進むと・・・・ありゃ?外に出てしまいます。
でもメゲズニ進むと、隠されたような扉に”リカー”と書いてあります。

さすがイスラムの国。
お酒の販売は人目を憚るかのように、本当にホテルの隅っこ。
従業員用出入り口の横にありました。
”さー、ジャックにするか?、ラフロイグか、それともバランタイン?”
なんて考えて壁の商品紹介の張り紙を見ると。
ウイスキー・ジン・ウオッカ・ブランデー・ビール・・・・・としかありません。
しかも値段が安いし。
ジンとウィスキーを買ってラベルを見ると・・・・”MadeInPakistan”!!?

イスラムの国で作っているのか?
よーく見ると製造者の歴史が書いてある。
イギリス植民地時代から続く製造所のようです。
一抹の不安を抱きながらフンザに向かって旅を始めました。
いざとなったら”フンザパーニー”(直訳フンザの水)という地酒もあるので。
さあとは花があれば飲めます。



つまみも万全だ!イランで最高のピスタチオを入手済み。
後は花を目指すのみ。


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ダイエット戦記182005年10月17日 22時23分30秒

10月17日時点でのデータ
身長 187.6cm
体重 107.5kg(ジムでサウナ後)
BMI=(肥満度Ⅱ)


本日の食事
朝食 鱒寿司
昼食 サンドイッチ、サラダ
夕食 白米一膳、肉じゃが、こんにゃく煮物、焼き魚(赤魚)、いわしはんぺん
間食  水、お茶、牛乳(低脂肪)、カプチーノ

学校後、スポーツクラブへGO
25分間のプールウォーキング&手だけ平泳ぎ600m

プレーオフの最終戦のため、学校のまとめができてません。
何とか明日には仕上げてアップします。