ダイエット戦記52005年10月03日 19時50分08秒

10月3日時点でのデータ
身長 187.6cm
体重 103kg
BMI=29.2(肥満度Ⅰ)


本日の食事
朝食 餃子を使ったおじや(野菜多し)
昼食 サンドイッチ、くるみパン(半分)
夕食 キャベツとトマトのサラダ、イカの煮付け、香の物、、白米一膳、鮭白子の味噌汁
間食  水、牛乳300m、お茶l

体重は微増。
もうしばらく様子見です。
ひざの具合はまあまあ
経絡の実技の時間に先生に鍼を打ってもらったらひざが軽くなった。
上手な鍼は気持ちがいいし効く。

10月3日 講義内容概要2005年10月03日 19時59分19秒

本日から学校も後期日程に。
せっかくなので講義内容を簡単にまとめて見ましょう。
(自分の復習用の物です。突っ込まないでください)

一時間目 臨床学各論
後期から消化器疾患に入る
●歯周病(これは前期の最後にやった)
 ポイント 歯肉の炎症が歯根膜周囲に及んで歯槽骨を融解するものを言う。
30歳以上で70~80%に認められる国民病
歯牙間の清掃や歯肉のマッサージ、膿汁が見られる場合は抗生物質を投与
歯牙を失う第一の要因である
●顎関節症
開口運動の障害、開口、閉口時に痛みが出現するもの
開口、閉口時のクリック音でもこの疾患が疑われる
10代から20代女性に多い
今はストレスによる筋肉の過緊張が原因と言われる
治療はマウスピースの装着、マッサージ、投薬等による緊張の緩和などがある

●その他の口腔疾患
①う歯(虫歯) 
  C0からC3までステージあり、ミュータンス菌の出す酸による歯牙の侵食
②アフタ口内炎
  アフタと呼ばれる小潰瘍ができるもの
  原因は不明だが潰瘍性大腸炎、ベーチェット病、白血病と合併することが
  免疫疾患?
③舌炎
  口内炎が舌のみにできるもの
  悪性貧血、VB2欠乏、ナイアシン欠乏症に見られる
④口角炎(栄養性)
  VB2欠乏で起こることが多い、口角に亀裂
⑤口角炎(ウィルス性)  
  単純ヘルペスウィルスによる口唇ヘルペス、水泡ができる、口角は割れない。

●食道癌
90%以上は扁平上皮癌、初期は無症状または嚥下時に「しみる」程度
嚥下困難等の段階に至ったときはすでに進行状態
食道には漿膜がないため多臓に転移しやすい
診断は内視鏡、ルゴール塗布による染色と生検で調べる
(ルゴールは粘膜中の等質を染める→肝細胞には糖質がなく染まらない)
癌組織の発達した部位によって症状はさまざま
食道・気管支瘻→嚥下性肺炎、大動脈→大出血、反回神経→嗄声
交感神経→眼瞼下垂・縮瞳、迷走神経→徐脈、上大静脈→顔面浮腫
胃癌と同じく0型から5型まで分類
基本は外科手術、放射線療法、抗がん剤
注)良性ポリープあり

●食道炎・食道潰瘍
物理・化学的な刺激や感染で粘膜に炎症や潰瘍を起こしたもの
胃酸の逆流によるものを逆流性食道炎という
(呼吸器疾患、耳鼻科疾患の原因にと言われガード=胃食道逆流疾患症ともいう)
高齢者に多く(噴門括約筋が弱くなる)
酸・アルカリによるものは中和剤、ウィルスには抗ウィルス剤、カンジダには抗真菌剤、H2部ロッカー等で胃酸を抑制し病変拡大を抑制する
食後すぐに横にならない、チョコレートの摂取の制限等も重要
(チョコは噴門括約筋を弛緩させる)

●その他の食道疾患
①食道憩室→食道の一部が袋状に突出
  圧出型、牽引型とうある
②マロリーワイス症候群→嘔吐の繰り返しで食道下端の粘膜に裂傷→出血
出血の程度でさまざま
③食道静脈瘤(重要)
  肝硬変等で門脈圧が亢進した場合に側副路である食道静脈叢に静脈瘤が
  敗れると多量の下血、吐血を起こす
  2、3日前より少量の出血で黒色便(タール便)となることもある
  内視鏡による止血が治療法、場合によっては門脈側副路の形成術も


2時間目 生理学
内分泌系の最後、生殖器の内分泌へ

●生殖器の概要
①性染色体(復習)
②生殖器の形成
  生殖器原基→(何もなし)→ミューラー管が発達→女性に
  生殖記原基→(H-Y抗原)→ミューラー管退化→ウォルフ管発達→男性に
(遺伝的には男でも、H-Y抗原が何かの拍子で働かないと外見上は女性に?)

●男性生殖器
睾丸 精巣→精巣上体→精管→尿道
精巣=精細管
①精細管 
セルトリ細胞(精細管の壁を構成)=精祖細胞の栄養
ライジッヒの間質細胞(精細管の外部結合組織中にある)=テストステロン分泌
②精巣上体
精子の最終的な成熟を行う、精細管の延長
③精嚢
精液の60%を占める粘液を分泌(プロスタグランジン含)
④前立腺
精液に20%を占める粘液を分泌、アルカリ性が強い(膣を中和)
⑤尿道球腺
少量の粘液、性交前に亀頭をぬらす(元は大前庭腺と同じ)

●女性生殖器
前庭(大陰唇、小陰唇)→膣→子宮→卵管→卵巣
卵巣からホルモンを分泌(大まかに2種)
腺組織 大前庭腺(バルトリン腺)=性交に先立ち粘液を分泌

●男性ホルモンの働き
・テストステロン=2次性徴の発育に関与
①精子の発育
②生殖器の発育
③声変わり、体毛
④たんぱく質合成促進(筋力UP)
⑤性欲の亢進

●女性ホルモンの働き
・卵胞ホルモン(エストロゲン)
2次性徴にかかわる
①乳房の発育
②骨格(骨盤の発達)
③子宮粘膜の増殖
④外陰部の発達
⑤脂肪の沈着(女性らしい体つき)

・黄体ホルモン(プロゲステロン)
妊娠に関与
①子宮粘膜からの分泌亢進
②乳房の発育
③代謝を高める(体温上昇)
(排卵後期の体温上昇に関与)


3時間目 鍼実技(経絡)
●更年期障害の鍼治療

詳細は次週(今回は被験者役)


4時間目 臨床実習ガイダンス
●後期から始まる臨床実習についての説明会
注意事項、実施内容等のガイダンス

僕の知りえたマスコミの嘘?2005年10月03日 21時02分39秒

散文になります。後日まとめ直しをしますので・・・・・

マスコミにしろ報道にしろ、伝わってくるのはあくまで伝える側が一方向から見えたものに過ぎない。

●新聞社であれテレビ局であれニュースが売れなきゃ飯は食えない
●スクープのほとんどは金銭で売買されている
●危険地帯から発せられるニュースのほとんどはフリーの記者の発信である
当たり前のことであるがどうも忘れがちになる。
売れるためなら記事を捏造するやつはいてもおかしくない。

旅をしたのが2002年~2003年にかけて。
中東はイラクを中心にきな臭く、多くのジャーナリスト志望の若者やスクープを狙う自称ジャーナリストにあふれていた。
彼らの話を聞くたびに”底の浅さ”にびっくりしたのも一度や二度ではない。
中には”いいやつ”もいた、”尊敬できる人”もいた。
でも”あきれるような”やつも多かった。
売れるためには何でもするというやつもいた。
パレスチナ人が砲撃される状況を取材できてラッキーだったというやつもいた。



旅に出る前、日本にいたときにいろんな新聞やテレビで目にしたニュースがある。
「日本人バカップル、イスラエルで記者に救出される!」
ベツレヘムの教会にパレスチナの武装兵と市民、教会職員を含む200名が立てこもり状態となっているところに、何も知らない日本人カップルがやってきて記事を配信した記者に助けられたと言うものだ。
詳しくはこちらをご覧ください。元ネタのBBCにもリンクしています。

日本でこの話を新聞で読んだときは、
「あーいるいる、こんな馬鹿」
と感じていたのだが、7月にイスタンブールに赴いた時に面白い人に話を聞いた。

その人は、事件後このカップルに合って話を聞いていたのだ。
そしてその内容を詳細に記録していた。
その内容を見ると、BBCの報道とカップルの話には大きな相違点があった。

①彼らはベツレヘムの生誕教会の状況を理解していた
 その上でそうしても行きたいと教会に向かったとのこと
(決して褒められるものではないが彼らはキチンと情報を得ていた)
②彼らは記者に助けられてはいない
 教会訪問時に記者に会ったのは事実
 そして記者に”危ない”と止められたのも事実
 命の危険でも行きたいといった彼らに対し、記者が言ったのは「グッドラック」
 彼らは教会前で追い返され自分の足で帰ってきた


どちらを信じるのか?
BBCですか?彼らですか?
普通の人なら”天下のBBC”と答えるのではないでしょうか。

私はBBCに嘘があったんだろうなと感じるのです。
生誕教会に避難したパレスチナ人にイスラエルの攻撃が始まったのが4月3日。
彼らが保護されたとされる日の約2週間前です。

どんなあほでも、宿に泊まって誰かと話をすれば情報は得られたでしょう。
バンバン照明弾が打ちあげられるような状況です。
自然にそんな話になるでしょう。

それが例えヨルダンの宿でも情報は入ったと思うのです。
(ヨルダンの首都アンマンはイスラエルへの入国のターミナル都市です。
多くの日本人バックパッカーが泊まるクリフホテルは情報の宝庫となっていました。
多くの日本人はこの宿に大きな荷物を置いて、イスラエルに入国していました。
またこのホテルの従業員サミエルはイスラエルに向かう旅行者に親切にそのときそのときの状況や注意事項を説明していました)

それに、これはかなりの大事件でしたから近隣のジャーナリスト志望者や自称ジャーナリストはスクープを求めて大挙してこの街を目指していたはずです。
”知らなかった”と考えるのは不自然です。

私にはそう思えるのですが、どうおもいます?