ダイエット戦記2.52005年10月01日 15時09分37秒

食事の量を制限しているためだろう。

気がついたらいろんなグルメのページを彷徨っている。
「だから太るんだ!」と言われるが、おいしいものを食べるのも作るのも大好きだ。

旅をしているときも、調理可能な宿では基本的に自炊していた。
きちんと味を覚えたものなら、似たようなものは本を見なくても作れる。
でも”いいかげん”だから再現性がない。
料理の道を考えなかったのもこのせいだろう。
まあ、プロの料理ではないと言うことでしょうな。

何でも基本的には自分で作るが、作らないものもある。
プロの設備、技術が必要なものだ。
てんぷらとか、本格的な中華とか、ラーメンもそうだ。

もちろんインスタントのラーメンとか、チルドのものは作ることはある。
でも一からスープを作ったのは数えるほど。
満足のいくものは作れなかった。

だからもっぱら食べに行く。
と言うか行っていた。
気がついたら、ここ4ヶ月ほどラーメンは食べていない。

どうしてかな?と考えてみたら、近場にあった贔屓の店がなくなったからだった。
また自分の気に入る味の店を探せばいいのだが、これがなかなか難しい。

ひとつは自分があまり外食に慣れていないのがある。
子供時代から、家族で外食というようなことはあまりなかった。
イベントのときでも母の作った料理だった。
大学時代は下宿生活だったが、ほとんど自炊。
金がなかったというのもあるが、自分の料理は結構おいしいと思う。

こんな生活が続いて、いつしかこう思うようになった。
「金を払って自分が作るより不味い物を食いたくない!」

外食が遠のくはずである。
でも自分が作る性か、うまい店を見つけるのは比較的得意だ。
店構え、厨房の音、漂ってくる匂い、出てくる人の顔で大体わかる。
特に中華やてんぷら、洋食はわかりやすい。
難しいのはラーメンだ。

ラーメンは難しい。
結局、自分の口に合うか合わないかなのではと思う。
洋食であれば比較的旨い、不味いで大体判断できるものが、ラーメンになると旨いけど口に合わないなどという要素の複雑化があるのではないかと感じる。

ラーメンは難しい。また自分の口に合った店が見つかるといいのだが。

結局何がいいたいのかというと
「ああっ、腹減った」
ということである。

ダイエットの道は険しい。

ダイエット戦記32005年10月01日 20時58分01秒

10月1日時点でのデータ
身長 187.6cm
体重 103.5kg
BMI=29.4(肥満度Ⅰ)


本日の食事
朝食 お味噌汁、納豆、香の物、のり、白米一膳
昼食 韓国風お好み焼き、お味噌汁、牛乳
夕食 豚肉と野菜の蒸し物、お味噌汁、香の物、、白米一膳
間食、ナシ、ダイエットコーク、水

体重は微増、でもこの体重計100kgをk超えると精度が落ちるとのこと。
もうしばらく様子見です。
少し水を飲みすぎている気もするのですが、尿酸値の問題もあるので水分は多めにとっていきます。

シリアの旅 ボスラ12005年10月02日 18時49分40秒

街が好きなのであまり遺跡らしい遺跡には行かないのですが、ここはなかなか凄いとのお勧めもあって行ってきました。

ダマスカスから簡単に日帰りが可能なボスラの遺跡です。


ボスラの遺跡
もっとも特徴的なのはかなり黒い石で作られていること。
後日、アップ予定のパルミラ遺跡が砂岩でかなり黄色いのに対し、ボスラの石は黒いです。
見た感じもかなり硬そうに見えます。
このためでしょうか?、結構きれいに遺跡が残ってます。
パルミラの遺跡だと風雨にさらされる部分がかなり風化していましたが、ここは結構残っています。

もうひとつの特徴と言うか面白いところはというと・・・
遺跡の中に町がある。
と言うか遺跡の上に現在住んでおられる方が多数おられるという点です。



これは民家の壁
見事なまでに遺跡の円柱が壁に溶け込んでます。
と言うよりも円柱を民家の壁の一部として使用していると言うのが正しい見解かもしれません。
こんな風景があちこちで見られます。
でね、憶測で言うのも何なんですが、多分壁の石もこの遺跡のもの。
崩れた遺跡から拾ってきた石で作られているんだろうなと思います。
まあよく言えばリサイクル。
悪く言ったら遺跡破壊。
まあ生活すると言うのはえてして逞しいもんです。



遺跡の中で生活しているのか?
生活の場に遺跡があるのか?
はさておき、人が住んでいればこんなものもあったりします。
それは電信柱&電線。
写真を撮っているとあちこちでこの邪魔者がフレームに入ってきます。
やっぱり一瞬萎えるんですよね。
電信柱が目に入ると。
日本の観光地では電線の地中化工事などで目障りなものを見る機会がだんだん減っていますが、やっぱり埋めてほしいと感じます。
何でも政府は遺跡内の住民を立ち退かせたいようですが、まあ時間はかかるでしょうね。
住み始めて数年という感じはしませんし、生活がありますからね。



これは遺跡の中心部
ここら辺には例の目障りなものはなし。
なかなか見ごたえのある感じです。
ラマダン中というのもあったのでしょうが、自分以外の観光客と出会うことが本当に少なかった。
ダマスカスからワゴンで来るときもワゴンの中はほとんど現地の人。
遺跡の中ですれ違うのもほとんどが
”遺跡の住人”
ある意味非常にのんびり観光できました。
ただ、夕方近くになって自分ひとりで観光しているとちょっと不安になります。
「もう帰りの車がなかったりして?」
なんて不安もよぎり、少し早めに観光を終わらせダマスカスに引き上げました。

これが正解。
観光客が少ないため、遅い時間のバスの運行が取りやめとのこと。
(でも経由便を使用すれば帰れたらしいです)
ラマダン中は本当にバス等の運行が不規則になるので要注意です。
観光するには人が少なくていいのですが・・・
一長一短です。
帰りの話をしましたが、ボスラのたびは続きます。



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ダイエット戦記42005年10月02日 19時44分39秒

10月2日時点でのデータ
身長 187.6cm
体重 102.5kg
BMI=29.1(肥満度Ⅰ)


本日の食事
朝食 豚汁、納豆、のり、白米一膳
昼食 豚汁(残り)、白米半膳
夕食 巾着と小松菜の煮物、刺身(ホタテ、マグロ)、香の物、、白米一膳、豆腐とサツマイモの味噌汁、ゆで卵、マスカット
間食、ヨーグルト(+冷凍ブルーベリー)、水、牛乳300ml

体重は微減。(こりゃ誤差範囲だな)
もうしばらく様子見です。
ひざの具合は少しずついいです。
明日から学校の後期日程です。

ダイエット戦記52005年10月03日 19時50分08秒

10月3日時点でのデータ
身長 187.6cm
体重 103kg
BMI=29.2(肥満度Ⅰ)


本日の食事
朝食 餃子を使ったおじや(野菜多し)
昼食 サンドイッチ、くるみパン(半分)
夕食 キャベツとトマトのサラダ、イカの煮付け、香の物、、白米一膳、鮭白子の味噌汁
間食  水、牛乳300m、お茶l

体重は微増。
もうしばらく様子見です。
ひざの具合はまあまあ
経絡の実技の時間に先生に鍼を打ってもらったらひざが軽くなった。
上手な鍼は気持ちがいいし効く。

10月3日 講義内容概要2005年10月03日 19時59分19秒

本日から学校も後期日程に。
せっかくなので講義内容を簡単にまとめて見ましょう。
(自分の復習用の物です。突っ込まないでください)

一時間目 臨床学各論
後期から消化器疾患に入る
●歯周病(これは前期の最後にやった)
 ポイント 歯肉の炎症が歯根膜周囲に及んで歯槽骨を融解するものを言う。
30歳以上で70~80%に認められる国民病
歯牙間の清掃や歯肉のマッサージ、膿汁が見られる場合は抗生物質を投与
歯牙を失う第一の要因である
●顎関節症
開口運動の障害、開口、閉口時に痛みが出現するもの
開口、閉口時のクリック音でもこの疾患が疑われる
10代から20代女性に多い
今はストレスによる筋肉の過緊張が原因と言われる
治療はマウスピースの装着、マッサージ、投薬等による緊張の緩和などがある

●その他の口腔疾患
①う歯(虫歯) 
  C0からC3までステージあり、ミュータンス菌の出す酸による歯牙の侵食
②アフタ口内炎
  アフタと呼ばれる小潰瘍ができるもの
  原因は不明だが潰瘍性大腸炎、ベーチェット病、白血病と合併することが
  免疫疾患?
③舌炎
  口内炎が舌のみにできるもの
  悪性貧血、VB2欠乏、ナイアシン欠乏症に見られる
④口角炎(栄養性)
  VB2欠乏で起こることが多い、口角に亀裂
⑤口角炎(ウィルス性)  
  単純ヘルペスウィルスによる口唇ヘルペス、水泡ができる、口角は割れない。

●食道癌
90%以上は扁平上皮癌、初期は無症状または嚥下時に「しみる」程度
嚥下困難等の段階に至ったときはすでに進行状態
食道には漿膜がないため多臓に転移しやすい
診断は内視鏡、ルゴール塗布による染色と生検で調べる
(ルゴールは粘膜中の等質を染める→肝細胞には糖質がなく染まらない)
癌組織の発達した部位によって症状はさまざま
食道・気管支瘻→嚥下性肺炎、大動脈→大出血、反回神経→嗄声
交感神経→眼瞼下垂・縮瞳、迷走神経→徐脈、上大静脈→顔面浮腫
胃癌と同じく0型から5型まで分類
基本は外科手術、放射線療法、抗がん剤
注)良性ポリープあり

●食道炎・食道潰瘍
物理・化学的な刺激や感染で粘膜に炎症や潰瘍を起こしたもの
胃酸の逆流によるものを逆流性食道炎という
(呼吸器疾患、耳鼻科疾患の原因にと言われガード=胃食道逆流疾患症ともいう)
高齢者に多く(噴門括約筋が弱くなる)
酸・アルカリによるものは中和剤、ウィルスには抗ウィルス剤、カンジダには抗真菌剤、H2部ロッカー等で胃酸を抑制し病変拡大を抑制する
食後すぐに横にならない、チョコレートの摂取の制限等も重要
(チョコは噴門括約筋を弛緩させる)

●その他の食道疾患
①食道憩室→食道の一部が袋状に突出
  圧出型、牽引型とうある
②マロリーワイス症候群→嘔吐の繰り返しで食道下端の粘膜に裂傷→出血
出血の程度でさまざま
③食道静脈瘤(重要)
  肝硬変等で門脈圧が亢進した場合に側副路である食道静脈叢に静脈瘤が
  敗れると多量の下血、吐血を起こす
  2、3日前より少量の出血で黒色便(タール便)となることもある
  内視鏡による止血が治療法、場合によっては門脈側副路の形成術も


2時間目 生理学
内分泌系の最後、生殖器の内分泌へ

●生殖器の概要
①性染色体(復習)
②生殖器の形成
  生殖器原基→(何もなし)→ミューラー管が発達→女性に
  生殖記原基→(H-Y抗原)→ミューラー管退化→ウォルフ管発達→男性に
(遺伝的には男でも、H-Y抗原が何かの拍子で働かないと外見上は女性に?)

●男性生殖器
睾丸 精巣→精巣上体→精管→尿道
精巣=精細管
①精細管 
セルトリ細胞(精細管の壁を構成)=精祖細胞の栄養
ライジッヒの間質細胞(精細管の外部結合組織中にある)=テストステロン分泌
②精巣上体
精子の最終的な成熟を行う、精細管の延長
③精嚢
精液の60%を占める粘液を分泌(プロスタグランジン含)
④前立腺
精液に20%を占める粘液を分泌、アルカリ性が強い(膣を中和)
⑤尿道球腺
少量の粘液、性交前に亀頭をぬらす(元は大前庭腺と同じ)

●女性生殖器
前庭(大陰唇、小陰唇)→膣→子宮→卵管→卵巣
卵巣からホルモンを分泌(大まかに2種)
腺組織 大前庭腺(バルトリン腺)=性交に先立ち粘液を分泌

●男性ホルモンの働き
・テストステロン=2次性徴の発育に関与
①精子の発育
②生殖器の発育
③声変わり、体毛
④たんぱく質合成促進(筋力UP)
⑤性欲の亢進

●女性ホルモンの働き
・卵胞ホルモン(エストロゲン)
2次性徴にかかわる
①乳房の発育
②骨格(骨盤の発達)
③子宮粘膜の増殖
④外陰部の発達
⑤脂肪の沈着(女性らしい体つき)

・黄体ホルモン(プロゲステロン)
妊娠に関与
①子宮粘膜からの分泌亢進
②乳房の発育
③代謝を高める(体温上昇)
(排卵後期の体温上昇に関与)


3時間目 鍼実技(経絡)
●更年期障害の鍼治療

詳細は次週(今回は被験者役)


4時間目 臨床実習ガイダンス
●後期から始まる臨床実習についての説明会
注意事項、実施内容等のガイダンス

僕の知りえたマスコミの嘘?2005年10月03日 21時02分39秒

散文になります。後日まとめ直しをしますので・・・・・

マスコミにしろ報道にしろ、伝わってくるのはあくまで伝える側が一方向から見えたものに過ぎない。

●新聞社であれテレビ局であれニュースが売れなきゃ飯は食えない
●スクープのほとんどは金銭で売買されている
●危険地帯から発せられるニュースのほとんどはフリーの記者の発信である
当たり前のことであるがどうも忘れがちになる。
売れるためなら記事を捏造するやつはいてもおかしくない。

旅をしたのが2002年~2003年にかけて。
中東はイラクを中心にきな臭く、多くのジャーナリスト志望の若者やスクープを狙う自称ジャーナリストにあふれていた。
彼らの話を聞くたびに”底の浅さ”にびっくりしたのも一度や二度ではない。
中には”いいやつ”もいた、”尊敬できる人”もいた。
でも”あきれるような”やつも多かった。
売れるためには何でもするというやつもいた。
パレスチナ人が砲撃される状況を取材できてラッキーだったというやつもいた。



旅に出る前、日本にいたときにいろんな新聞やテレビで目にしたニュースがある。
「日本人バカップル、イスラエルで記者に救出される!」
ベツレヘムの教会にパレスチナの武装兵と市民、教会職員を含む200名が立てこもり状態となっているところに、何も知らない日本人カップルがやってきて記事を配信した記者に助けられたと言うものだ。
詳しくはこちらをご覧ください。元ネタのBBCにもリンクしています。

日本でこの話を新聞で読んだときは、
「あーいるいる、こんな馬鹿」
と感じていたのだが、7月にイスタンブールに赴いた時に面白い人に話を聞いた。

その人は、事件後このカップルに合って話を聞いていたのだ。
そしてその内容を詳細に記録していた。
その内容を見ると、BBCの報道とカップルの話には大きな相違点があった。

①彼らはベツレヘムの生誕教会の状況を理解していた
 その上でそうしても行きたいと教会に向かったとのこと
(決して褒められるものではないが彼らはキチンと情報を得ていた)
②彼らは記者に助けられてはいない
 教会訪問時に記者に会ったのは事実
 そして記者に”危ない”と止められたのも事実
 命の危険でも行きたいといった彼らに対し、記者が言ったのは「グッドラック」
 彼らは教会前で追い返され自分の足で帰ってきた


どちらを信じるのか?
BBCですか?彼らですか?
普通の人なら”天下のBBC”と答えるのではないでしょうか。

私はBBCに嘘があったんだろうなと感じるのです。
生誕教会に避難したパレスチナ人にイスラエルの攻撃が始まったのが4月3日。
彼らが保護されたとされる日の約2週間前です。

どんなあほでも、宿に泊まって誰かと話をすれば情報は得られたでしょう。
バンバン照明弾が打ちあげられるような状況です。
自然にそんな話になるでしょう。

それが例えヨルダンの宿でも情報は入ったと思うのです。
(ヨルダンの首都アンマンはイスラエルへの入国のターミナル都市です。
多くの日本人バックパッカーが泊まるクリフホテルは情報の宝庫となっていました。
多くの日本人はこの宿に大きな荷物を置いて、イスラエルに入国していました。
またこのホテルの従業員サミエルはイスラエルに向かう旅行者に親切にそのときそのときの状況や注意事項を説明していました)

それに、これはかなりの大事件でしたから近隣のジャーナリスト志望者や自称ジャーナリストはスクープを求めて大挙してこの街を目指していたはずです。
”知らなかった”と考えるのは不自然です。

私にはそう思えるのですが、どうおもいます?

2005年のラマダン開始?2005年10月04日 18時04分49秒

そろそろイスラム諸国ではラマダンの開始時期です。
イスラム諸国では10月4日または10月5日にはラマダンが開始されるはずです。

何で日にちがずれるのか?

実はラマダンの開始・終了は各国の宗教指導者が”月を見て”判断します。
曇ったらどうするの?
一日伸びることもあるそうです。

コーランはすべて同じなのになんで日にちがずれるのか?
誰も疑問を抱かないのかな?と思っていたらこんな記事を発見。

”イスラム諸国会議機構(OIC)は、太陰暦を使用するイスラム教徒の宗教行事の開始日が国によってずれる現象を防ぐため、月を観測する人工衛星を打ち上げる。(東京新聞4月24日)”とのこと。


詳しくはこちらをご覧ください。

しかしまあなんというか、月の満ち欠けの観察のためだけに人工衛星を打ち上げる。
計算でできるじゃん!!と思うのですが、
コーランに”見て判断せよ”とでも出ているのでしょうか?


この衛星、もう稼動しているのかな?
もう稼動しているとすると、ラマダン終了間際の
「そろそろ終わりじゃない?」とか
「もう一日伸びるそうだ」とか
皆まじめなんだけど面白い会話も終わっちゃうのかな?



現地を旅行中の方、滞在中の方、ラマダンで狂うスケジュールや混乱する交通機関、進まない役所仕事にめげることなくがんばってください。

10月4日 講義内容概要2005年10月04日 18時27分27秒

本日の講義内容

一時間目 臨床学総論 発疹から

●発疹 発疹は局所の疾患だけでなく全身性疾患の一部症状となることがある。
このため、発疹の性状、分布等を覚えることは疾患の鑑別にも重要である。

発疹は似たものとセットで覚えて行く
①紅斑、紫斑
 紅斑は限局性に発赤したもの(毛細血管の拡張)
  ガラス板等で押し付けると発赤は消失
 紫斑は組織内の出血(内出血)
②丘疹、結節  
 丘疹は皮膚から半球状、扁平に隆起したもので直径5mm以下
 結節は直径10mm以上の皮膚の隆起
③水疱、膿疱
 水疱は表皮内に空洞をj生じ、そこに漿液のたまったもの
 膿疱は膿がたまることで水疱が混濁したり黄色に見えるもの
④じんま疹
 真皮上層の浮腫により皮膚の隆起したもの
 境界が鮮明で、かゆみをともなう
 ストレス障害や温度差(寒冷じんま疹)などによると言われる
⑥びらん、潰瘍
 びらんは皮膚欠損のうち浅いもの(胃での例:胃粘膜の荒れたもの)
 潰瘍は深くて瘢痕を残すもの(胃では胃潰瘍)
⑦痂皮(かさぶた)
⑧瘢痕 創傷が結合組織によって修復された状態
⑨鱗屑(りんせつ)
 表皮角層上層が角質片となって離脱したもの

疾患ごとに見られる発赤(抜粋)
感染症
①麻疹(ハシカ)→コブリック斑
②腸チフス、梅毒→バラ疹
(腸チフスで出るのは知っていた、と言うか体験したが梅毒は知らなんだ)
③猩紅熱→イチゴ舌(イチゴ味のカキ氷を食った後のようになる)

アレルギー(個人差あり)
 当校T先生のそばアレルギー談話は各講義で聴ける

膠原病(結合組織の病気)
①全身性エリトマトーデス(SLE)→蝶形紅斑
(ブラックジャックに出てくる。スリープコールドカップルの女の子のほっぺ)
②リウマチ熱→輪状紅斑
③ベーチェット病(膠原病類似疾患)→アフタ性潰瘍

その他
慢性肝障害→手掌紅斑


●発声、会話
問診時に患者との会話から疾患の有無を確認できることがある。
言語障害は大きく分けて二つ
①構語障害と②失語症
①構語障害
 患者は言葉を正常に理解し、言うことができるが旨くしゃべれない状態。
構音器官の筋肉や支配神経の異常
・重症筋無力症 筋肉の疲労で話せなくなる、早朝、休息後には症状が軽減
・パーキンソン病 口唇、舌の筋硬直で言葉が不明瞭に

②失語症
 中枢(脳)の疾患等により起こる
 言語、文字の理解ができない状態
 傷害された中枢の部位によって症状が異なる
・運動性失語症
  言語は理解できるが話せない→ブローカー中枢の損傷
・感覚性失語症
  言語は理解できないが、話せる→ウェルニッケ中枢の損傷
  話す言葉は内容がでたらめでわからない(錯語症)




二時間目 漢方概論 血から(処方説明は割愛)
気、血、津液の血

●血の生成(ここは中医学を参照しよう)
①水穀の精微より
  営気、津液に心の働きが加わって血となる
②腎精

●機能
①栄養作用
②滋潤作用
③神志の物質的基礎(精神活動の栄養源)
④血は精に転化する

●病証(大まかに)
①血虚
  血分の不足→治法は補血
②瘀血(おけつ)
  血の停滞→治法は活血化瘀
③血熱
  血に熱邪が進入→治法は清熱涼血
④血寒
  血に寒邪が進入→治法は散寒活血

病証に基づく処方、その成分の解説は割愛、プリント参照




三時間目 鍼実技(パルス) 上半身のパルス
本日から上肢の筋パルスに入るが、本日は触診のみ
上半身の筋パルスはこれまでの下肢に比べ事故が起きやすい
このため本日は触診で肩関節の構造を学ぶ

●触診時の注意事項
①左右差の確認 確認時には利き目で行う
②無理に指先に力をかけない かけると鈍くなる

●肩甲棘の触診
①棘をつまんで肩峰に向かう→鎖骨に触る
②戻って内側に向かう→三角部を確認する
(三角部上角は肩甲骨上角と間違えやすい)
③肩甲棘から肩峰に→肩甲棘~肩峰の角度の変化を確認

●肩甲窩の確認
①棘上窩の確認
 棘上窩にある棘上筋は肩の疾患で萎縮しやすい→左右差を確認

●鎖骨の確認
①鎖骨の太さ、湾曲の確認
 湾曲は胸板の厚さ等で異なる。骨折部位は太くなる
②肩峰に向かい鎖骨をたどる→肩鎖関節の確認
③内側に向かい確認→胸鎖関節の確認
(胸鎖関節は上肢と体幹を結ぶ唯一の関節)
④胸鎖関節の運動性の確認
 鎖骨と胸骨に指を置いて肩をまわし、胸鎖関節の可動性を確認
 左右差、滑らかさ等を確認

●烏口突起の確認
①肩鎖関節の下外方にある烏口突起を確認
②烏口突起外端から肩峰に向かって走る烏口肩峰靭帯を確認する
(烏口突起、肩峰、烏口肩峰靭帯はあわせて烏口肩峰アーチを形成)
烏口肩峰アーチと上腕骨は機能上、第二肩関節とも言われ、臨床上重要

●肩間接の緩みの確認(ルーズショルダー)
肩峰外端部に指を当て、上腕を下方に牽引する
緩みがあると上腕が下がり、指を当てた部分が陥凹する

●上腕骨、結節間溝、大結節、小結節の確認
ひじを90度屈曲した状態で内旋する
上腕骨の上部、もっとも膨らんだ部分に指を当て、上腕を静かに外旋
ぽこっとしたへこみ(前にならえの少し前)が結節間溝、その手前が大結節
間溝のすぐ次のふくらみが小結節



四時間目 臨床実習(現代治療)

カルテ記載の重要性と症例報告について
以下割愛

今日も内容盛りだくさんでした。

ダイエット戦記62005年10月04日 20時50分20秒

10月3日時点でのデータ
身長 187.6cm
体重 102kg
BMI=28.5(肥満度Ⅰ)


本日の食事
朝食 野菜卵丼
昼食 サンドイッチ、オムスビ
夕食 かつおのキムチ和え、まいたけと豆腐の汁物、香の物、、白米一膳、エリンギの素焼き
間食  水、グミキャンディー(同級生からのえさ)、お茶、ミルクティー

体重は微減
こうも動くと体重計を買いなおそうかとも考えてしまう。
実は乗り方で数キロ動く(現在乗り方は統一中)
ひざの具合はまあまあ
帰り際、同級生に口にえさを放り込まれる。

同級生への注意 この動物は自制心が弱いので”えさを与えないでください”