パキ義援金送付先の選択2005年10月12日 07時45分42秒

パキスタンでの地震、情報が入ってくるようになりましたが絶望的な情報ばかりです。
数は少ないでしょうが、このブログを見ていただいている人にも協力していただきたく自分なりの寄付先の選択をしてみました。

今、パキスタンに必要なもの
それは、食料・毛布・テントでしょう。
これから冬を迎えるパキスタン、特に震源に近い北西部は山に囲まれ非常に冬の厳しい地域です。

どこに対して寄付を行ったら最もパキスタンの人のためになるのだろうか?
そう考えて自分なりに寄付先を選択してみました。

まずは詳しくはこちらをごらんください。
ページ中ほどに義援金の寄付等を受け付けているリストがあります。

このリストの中から以下の条件で寄付先を考えていきました。
①可及的速やかに一定量以上の食糧・毛布・物資援助を行える
②会計・運営が透明である
③組織的な医療活動が行える
④援助物資が現地調達ではない
緊急援助では結構④が重要なんです。日本のNGOには現地で調達すれば現地に金が落ちて経済が回るという団体もありますが・・・
緊急援助でそれをやったらどうなるのでしょうか?
近隣都市・近隣国で物資購入が突出すれば価格が高騰するのが見えてます。
これで迷惑するのは被災者や現地の人。

自前で輸送網を構築できないようなNGOが、後先を考えずに現地で買ったものを現地で配って、”支援を行っている”とPRを行うケースが多いのです。
アフガニスタンでも見ました。
だからこそ支援先をキチンと選ばないといけません。


以上条件で検討を行った結果
国連WPF協会


日本ユニセフ協会
以上二つに本当に小額でありますが寄付をしました(日本ユニセフはまだ)

この二つを選択した理由は
●国連WPF協会
 名前でわかるように食料関連に強い(WPFは世界食糧計画)
 世界組織で比較的備蓄量があるため速やかな配布が可能
●日本ユニセフ
 言うまでもない有名な組織
 パキスタンにも援助物資の備蓄倉庫を持ちすでに配給開始
 

寄付してもいいかな?と思った団体
●日本赤十字
 これも言わずもがな
 イスラム社会の赤十字社である赤新月社との協力が可能
 医療物資の不足はもうすでに起こっており、現地に薬を送れる組織である。

支援を見送った団体
●AMDA
 医療援助を中心とした団体のようですが、運営の透明性がわからないので見送り。
●セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
 印象は悪くないのですが、今回の災害では求められている活動を行うと、従来の活動領域を超えるのではないか?という疑問で見送り。
●ピース○ィングジャパン
 私はここには寄付しません。
 選択事項の④にも引っかかるようですし
 以前書いたこちらをごらんください。(あくまでも個人の考えです)
●日本国際ボランティアセンター
 どっちかって言うと”頭でっかちな”イメージのある団体なので見送り。


これを見ていただいたあなたも考えていただけませんか?

コメント

_ びんごばんご ― 2005年10月24日 23時34分25秒

突然で恐縮ですが、この記事の一部を当方のブログで引用させていただきました。削除を希望される場合は、お手数をおかけしますが、コメント欄にその旨書き込んでいただければ、引用部分を削除いたします。どうぞご了承お願いいたします。

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_ びんごばんごBlog - 2005年10月24日 23時35分48秒

 10月21日、パキスタン政府は確認された地震による死者数が5万1376人に達したと発表しました。被災者に医療や救援物資などが行き届いていないため、ユニセフによると飢えや寒さ、感染症などによって今後2、3週間で1万人の犠牲者が出ると懸念されています。

 パキスタン地震で困っている人たちの力になりたいけれど、「ネットで募金ができたらいいのに」「寄付したお金がちゃんと使われているかどうか気になる」といった要望や疑問をお持ちの方もいるでしょう。そこで、今日はびんごばんごがとっておきの情報を紹介しちゃいます。

Q.ネットでユニセフに募金できるかな?
A.クレジットカードをはじめ、様々な支払い方法があります。金融機関が開設している手数料無料の専用口座については、それぞれの銀行の本支店などから振り込む場合に手数料が無料になります。詳しくは各金融機関のサイトをご覧になって詳細をお確かめください。

○ 日本ユニセフ協会 パキスタン地震緊急募金
 日本ユニセフ協会「インターネット募金」からクレジットカードで寄付ができます。また、三井住友銀行、イーバンク銀行、ジャパンネット銀行で手数料無料の専用口座が開設されています。

○ パキスタン地震被災者支援チャリティーコンテンツ:@nifty
 チャリティーコンテンツ(壁紙・スクリーンセーバー)を販売しています。売上金はニフティ株式会社からの寄付とともに全額がユニセフに寄付される予定です。支払いには@payを利用します。
 また、上記のページにリンクバナーが用意されています。

○ FNSチャリティキャンペーン『パキスタン』緊急募金
 みずほ銀行に手数料無料の専用口座が開設されています。

○ JAPAN FM NETWORK パキスタン地震への義援金受付
 みずほ銀行に手数料無料の専用口座が開設されています。

○ ベネッセコーポレーション ユニセフ「しまじろう募金」
 ダイヤルQ2による募金を受け付けています。1回の電話でおよそ100円を寄付できます。

Q.寄付したお金は被災地でどんなふうに使われてるの?
A.ユニセフはパキスタン政府や現地NGOと緊密に連絡を取りながら緊急支援にあたっています。
ユニセフの主な支援(10月18日時点進行中)
・高カロリービスケット、毛布、冬用セーター等の支給
・緊急保健サービスの拠点となる仮設の保健施設をムザファラバードとマンセラに4ヶ所設置
・9ヶ月〜15歳の子どもを対象にはしかの予防接種およびビタミンA補給
・給水と浄水プラント設置を支援
・14万人分の学習資材調達、配布
・孤児になった子ども、家族とはぐれた子どもの保護と家族との再会支援
(UNICEF 緊急・復興支援情報より)
Q.寄付したお金は全額被災地に送られるの?
A.2004年度の実績では、日本ユニセフ協会の収入の内、81%がユニセフ本部に送られて、途上国の援助事業に配分されました。この他の収入は、国内の政策提言活動、広報活動、募金活動を実施するための事業費や管理費などに使われました。

Q.寄付金の使途を透明にして欲しいな。だれかがちゃんとチェックしてるの?
A.ユニセフでは36カ国の政府代表で構成される執行理事会が予算の審議と承認を行っています。日本はユニセフ執行理事会の理事国に加わっています。
 日本ユニセフ協会の収支は公認会計士による監査を受けています。

Q.どうしてユニセフは日本で震災があったときに緊急支援をしないの?
A.支援対象国を決める際には、乳幼児の死亡率、国民1人あたりの所得水準、子どもの人口を基準にして、より状況の悪い国、地域の子どもを優先しています(ユニセフ募金Q&A)。そのため、現在、日本は援助対象になっていません。過去においては、1949年から1964年までの15年間にわたり、脱脂粉乳、医薬品や原綿の供給などの援助を日本はユニセフから受けていました。

(鍼灸あましの孵卵器「パキ義援金送付先の選択」2005年10月12日)

どこに対して寄付を行ったら最もパキスタンの人のためになるのだろうか?
そう考えて自分なりに寄付先を選択してみました。

まずは詳しくはこちらをごらんください。
ページ中ほどに義援金の寄付等を受け付けているリストがあります。

このリストの中から以下の条件で寄付先を考えていきました。
?可及的速やかに一定量以上の食糧・毛布・物資援助を行える
?会計・運営が透明である
?組織的な医療活動が行える
?援助物資が現地調達ではない
緊急援助では結構?が重要なんです。日本のNGOには現地で調達すれば現地に金が落ちて経済が回るという団体もありますが・・・
緊急援助でそれをやったらどうなるのでしょうか?
近隣都市・近隣国で物資購入が突出すれば価格が高騰するのが見えてます。
これで迷惑するのは被災者や現地の人。

自前で輸送網を構築できないようなNGOが、後先を考えずに現地で買ったものを現地で配って、”支援を行っている”とPRを行うケースが多いのです。
アフガニスタンでも見ました。
だからこそ支援先をキチンと選ばないといけません。

以上条件で検討を行った結果
国連WPF協会
日本ユニセフ協会
以上二つに本当に小額でありますが寄付をしました(日本ユニセフはまだ)

この二つを選択した理由は
●国連WPF協会
 名前でわかるように食料関連に強い(WPFは世界食糧計画)
 世界組織で比較的備蓄量があるため速やかな配布が可能
●日本ユニセフ
 言うまでもない有名な組織
 パキスタンにも援助物資の備蓄倉庫を持ちすでに配給開始

寄付してもいいかな?と思った団体
●日本赤十字
 これも言わずもがな
 イスラム社会の赤十字社である赤新月社との協力が可能
 医療物資の不足はもうすでに起こっており、現地に薬を送れる組織である。