ダイエット戦記30 ― 2005年11月01日 21時53分20秒
11月1日時点でのデータ
身長 187.6cm
体重 107.1kg(ジム)
BMI=(肥満度Ⅱ)
本日の食事
朝食 白米一膳、アスパラガスときのこの蒸し物
昼食 アスパラガスときのこの蒸し物、ひじきと野菜豆のサラダ、玄米お結び
夕食 白米一膳、サラダ、サンマ刺身、ハラミ焼き、トマトと野菜のスープ
間食 水、茶
今日こそはということで久方ぶりにジムへ
まあともかく20分ほどプールウォーキングの後に泳ぐ
なんとなく足の調子がいいので手だけ泳ぎ400mの後
平泳ぎで400m泳ぐ
さすがに疲れる
でも平泳ぎはクロールに比べて膝がなんとなく楽に感じる
(理論的にはおかしいのかも)
また内腿の筋を良く使うのでよい感じにヘバル・・・・
まあ体重はのんびりいきます。
少なくとも増加傾向にはないので
11月1日講義内容概要 ― 2005年11月01日 22時02分07秒
一時間目 臨床学総論
●口、舌、歯、咽頭、喉頭の診察(P45、ノートP69)
○視診 兎唇→口唇口蓋裂(先天性)、口角炎、口唇ヘルペス
口唇ヘルペス 神経が集中している部位に有痛性の水泡
唇の色は
○口臭
悪臭はほとんど内臓疾患
アルコール臭、尿臭、アセトン臭、肝性口臭これらは病的もの
生理的口臭と病的口臭をしっかりと区別
アセトン臭を覚えること
○口臭の原因
早朝時口臭、空腹時口臭、乳幼児ミルク臭、緊張性口臭、生理時口臭、内蔵の疾患等
●舌の診察
○形と運動
巨大舌 先端巨人症、甲状腺機能低下症(むくみ)、アミロイドーシス(原因不明)
舌の振戦 アル中、甲状腺機能亢進症
舌の偏位 片麻痺
○舌の色
病的な色をきちんと見れるように
●味覚検査
舌を口の外に出して味の溶液を染み込ませた綿棒をのせる
特に若年層で味覚異常が増えている
●歯の診察
32本(成人)は大事
歯肉炎→歯周病→歯槽膿漏へと進む 歯石の除去は大事
タバコで着色しているのは歯石がある
歯跡は要注意
●咽頭の観察、喉頭の観察
甲状腺の触り方(プリント)
咽頭炎 ウィルス性、細菌性(ジフテリア:偽膜が大事)
cf アレルギーでの咽頭水腫も同様に呼吸困難をもたらすことも
扁桃は成人で縮小
子供が熱を出し易いのは扁桃の炎症が多い
小児期には成人では反応しない菌に対しても扁桃が反応するためである
●胸部の診察
視診4つ
樽状胸 肺気腫患者で肺の拡張で起こる
偏平胸 胸部の厚みが極端に薄い、ゼンソク患者や食の細い人に多い
漏斗胸(靴工胸) 剣状突起部がへこんでいる胸
(靴の職人に多かった)
漏斗胸は先天性で手術で治癒する(NUSS法)
鳩胸 胸骨が逆に飛び出すもの、病的意義はないケースが多い
二時間目 漢方概論
望診からの続き
望舌(舌診)
舌を部分にわけて臓腑に配当
舌尖 心・肺 苦、辛
舌辺 肝・胆 酸
舌体 脾・胃 甘
舌根 腎 鹹
舌の色
淡白色(気虚、血虚、陽虚)
淡紅色(正常)
紅色(熱証)
深紅色(熱が血分に入る)
紫色(瘀血)
舌の形
芒刺舌
瘀斑
痩薄
胖大(水飲・痰飲)
歯痕(同上)
裂紋
光滑
舌苔(濁気が上に上がってきて苔になる)
胃の働きを判断する際によくもちいられる
白苔
黄苔
黒苔
苔の状態
薄苔
膩苔
滑苔
乾苔
剥苔
無苔
舌の総合的な望診
上紀分類を用いておこなう。
三時間目 鍼実技(パルス)
●頚部の触診
頚椎棘突起、横突起の触診
(割愛)
四時間目 臨床実技(現代鍼)
●全体の流れの説明
●問診、患者への対応の模範実技
●問診実習
11月2日講義内容概要 ― 2005年11月02日 22時36分40秒
一時間目 病理学
肉芽腫性炎 梅毒の続き
●疾患の大分類のひとつ
1先天性疾患 できあがる組織が発生の段階で異常が出ることがある
2後天性疾患
●梅毒
先天性梅毒
第一期病変はない
内蔵のびまん性増殖性間質炎
角膜炎症、内耳性の難聴、ハッチンソン歯(ハッチンソン三兆候)
骨の異常も見られる
梅毒反応は治療をしても消えない
現在は少なくなっている(妊娠時の検査のため)
●びまん性増殖性間質炎間
間質 すべての臓器に共通の結合組織
血管壁の中にリンパ球が浸潤し繊維芽細胞ができて瘢痕に
中膜に瘢痕→縮む→内膜は縮まない→しわ→ちりめん様しわ
梅毒トレポネーマは検出しにくい(組織中で)
●梅毒の肉芽腫
は結核ほど乾酪層が大きくない
ゴム腫 梅毒の肉芽腫は弾力がありゴムのよう
●ハンセン病(癩病、らい病)
日本では根絶?
ハンセンが発見したらい菌の感染による慢性肉芽腫性炎症
末梢神経と皮膚をおかす(瘢痕組織になって変形が残る)
特有の変形をするため偏見につながった
らい療養所は今も残っている
○疫学
古くからあった疾患で、サルファ剤の投与で治癒する
アフリカ、東南アジアでは患者がまだいる
○感染
感染力は弱く、乳幼児期に感染することが多い
(細胞性免疫の発達以前)
潜伏期間が比較的長い(5年から6年)
体内では低温を好むため皮膚の神経で増殖する
○肉芽腫
らい結節 らい腫といわれ、中にらい菌(マクロファージが取り巻く)
らい結節(らい腫型らい、類結核型らい、中間型)
類上皮細胞等は結核と同じ
鼻粘膜から飛沫感染
レブロミン反応でみるが型によっては陰性に
細胞性免疫が弱くなるとかかり易い疾患
●真菌症 (カビ、カンジダ属、酵母等)
肉芽腫性炎として論じるのは深在性真菌症
(浅在性では肉芽腫はできない)
菌は何種類か、放線菌、カンジダ属(人の常在菌、粘膜等)、アスペルギウス(糸球菌)、クリプトコッカスは覚える
カビは細菌よりも原始的→生存力が強い
日和見感染はカビの方が多い
健康な人であれば感染しないはずの菌に感染する疾患
アスペルギウスは肺の真菌症として最も多い
結核と間違われることも
クリプトコッカス 球形菌(鳩が多くもつ)
結核によくにた肉芽腫を作る
脳膜(髄膜炎)を起こす
これらの疾患では一般的な健康人ではないが、大量の吸入、エイズなどの免疫力が大幅に低下する疾患ではあり得る
●サルコイドーシス
肺・リンパ節、皮膚など全身にサルコイド結節という特有の肉芽腫を形成する疾患で原因不明
結核そっくりだが、乾酪化(壊死)を起こさない?
(らい、結核でも乾酪層は初期にはないが)
肺門のリンパ節が冒されることが多い
いくつかの事項で疾患を判断
ツベルクリン反応が陰性化
γ グロブリンの増加
x線の画像
などを合わせて結核でないことを確かめて診断
目にきた場合、失明の恐れ
心臓にきた場合、心筋梗塞の可能性
感染症ではない
拉致られて”男のアミューズメントパーク”へ ― 2005年11月03日 08時27分02秒
すったもんだがありましたが、抵抗むなしく ”拉致”
「ジムが」、「ダイエット中なんですが」「プリン体の補給はマズイです」
いろんな言い訳をしたのですが・・・結局誘惑にマケマシタ、ハイッ!
向かったのは先輩曰く ”大人のアミューズメントパーク”
立ち呑み屋「ニューカヤバ」
(写真はケータイなので少ししょぼいです)
目的の獲物はこれ!
サッポロの”赤星”です。
実物を見るのは久方ぶりです。
サッポロの工場見学以来ですから何年振りでしょう?
昨今の呑み屋ではラガービールは壊滅状態ですからね。
さてこの立ち呑み屋ですが、かなりイイです。
ご家族でやっているのでしょうか?
おっちゃんとおばちゃんと息子さんの3人体制のように見えました。
つまみは決して豊富ではありませんがどれもおいしくいただけます。
つまみはカウンターにとりに行き、飲み物はコップをセットした後、百円玉を入れると一定量のお酒が出てくる自動販売機型です。
芋焼酎、そば焼酎などいくつか選ぶことができます。
ものすごくかわいらしいトリスの自販機もあります。
焼き鳥は注文すると串に刺された状態の生の焼き鳥が出てきます。
これを店の奥にある炭火の焼き台で自分で焼くのです。
まあこれの楽しいこと。
自分の好みの焼き加減、タレ・塩などの味が選べます。
(要はこれもセルフサービス)
なんとも楽しい”大人のアミューズメントパーク”です。
なんとなく気分は小さい頃に連れて行ってもらったデパートの屋上という感じでしょうか?
控えるつもりが、店に入ったとたんにそんな気は吹っ飛びました。
結局ビールを飲んだ後、喜界島(黒糖焼酎)を7ショットぐらい重ね、次いでそば焼酎を飲むしまつ。
しかも最後にはワンコ焼酎状態・・・・
(開いたら注がれ、開いたら注がれそんなかんじです)
この日、喜界島は日替わりなのかカウンターで注文する形でした。
注文のときに息子さんと少し言葉を交わしましたがいい人でしたよ。
本当に楽しかったです。
結局ほぼこの店の閉店時間近く(9時ぐらいとのこと)までいました。
お店の雰囲気などについてはハルさんとおっしゃる方のブログにたくさん写真がありますので”こちら”を参考にしてください。
女性は入りにくいかな?
まあオヤジのための由緒正しき立ち呑み屋です。
大事にしたい店ですね。
安いからといって雰囲気を壊さないように通いたい店です。
さらにこの日はもう一軒に行きました。
(逃れようと無駄な足掻きをしましたが無駄でした)
”もつ焼き”という看板につられて入った店でしたがおいしかったです。
特に”コブクロ”が良かったです。
立石の名店”うちだ”で食べるコブクロよりも細いものでしたがおいしかったです。
(ひょっとしたら子宮ではなく卵管かも?)
ここではさくっと”もつ”を食べてビール一本飲んで上がりました。
今、調べてみるとどうやら
もつ焼き専門店「カミヤ」という店みたいです。
まりみるさんとおっしゃる方のページに紹介がありますので”こちら”を参考にしてください。
結局、飲んで家に帰ったので体重計にも乗らず、講義のまとめもできていない状態です。
体重計は怖いので今日ジムに行ってからということで
お付き合いいただいたかたがたありがとうございました。
&お疲れ様でした。
ダイエット戦記31 ― 2005年11月05日 16時29分50秒
11月3日時点でのデータ
身長 187.6cm
体重 107.35g(ジム)
BMI=(肥満度Ⅱ)
本日の食事
朝食 ニュウ緬
昼食 カルボナーラ、サラダ
夕食 チラシ寿司、山芋のとろろ汁、野菜の胡麻和え
間食 水、茶、カキ一個
ジムにいくと、体重が・・・・・やっぱり増えてます
飲んだら必ず増えます
できるだけ誘わないでくらさい→周りの人へ
夜半過ぎに頭痛が、やがて発熱
風邪みたいです
こじらすと長いので、金曜日は学校を休みました
結局、金曜一日寝て発熱はなくなりました
念のため今日も一日寝ています
パキスタン北部地域6 春の訪れ ― 2005年11月05日 17時06分25秒
まあ、当たり前といえば当たり前ですが、暖かくなるにつれ散歩の距離も伸びてきて、この頃にはふもとにあるアリアバードまで2時間近く散歩をすることもあります。
まあ、ヘタレパッカーですから行きは歩いても帰りはほとんどスズキ(乗り合い軽トラックのようなものです)を使用しています。
そのアリアバードで見つけて”はまった”のがこの料理。
チキンスープです。
鶏のガラでじっくりと出汁をとり、コーンスターチでトロミを付けています。
まんま中華のスープのような感じです。
刻んだゆで卵とガラからはずした鶏肉が入っています。
これが本当に旨い!
お好みでチリソースや醤油(中国醤油)、酢をかけていただきます。
一緒についてくるパンをちぎって浸して食うと病み付きです。
この中華風の味付けを食べたとき、”カラコルムハイウェイは本当に中国に続いているのだなあ”などと感じ入ってしまいました。
アリアバードまで来るたびに食べていました。
日本に帰ってからも何度か現地の味を思い出しながら作って食していました。
花もやっと見ごろになってきました。
お散歩をして、いい場所を見つけてはザックからジンのボトルを取り出しお花見です。
フンザ特産の干し杏をつまみにしながら飲むジンもなかなかに良いものです。
時折、通るおっちゃんらにも振舞ったり。干し杏をジンで漬け込んだりしたら、あっという間にお酒はなくなってしまいました。
もう一本あったウィスキーは・・・・
フンザパーニーをご馳走になったりした、宿のオーナー”コショーさん”にプレゼントであげてしまいました。
(宿を出るときにおいていったのですが、宿泊者で飲んだ人いるかな?)
夜ベッドの中で、「次はどこに行こうかな?」と考え始めるとこの地の旅も終わりです。
もう一回だけフンザの紹介を書いたら次の町に話を移します。
フンザの次は”からくり忍者宿と泥棒の町”ラホールを紹介します。
是非ランキングにご協力ください
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ふむふむ→
まあまあ→
まだまだ→
11月5日講義内容概要 ― 2005年11月05日 22時44分42秒
まだ同級生のノートを入手してないのですがまあ近日中にアップするということで
一時間目 公衆衛生学
二時間目 臨牀学
三時間目 あん摩実技・・・肘もみを行ったとのこと orz
何とか習う機会をつくらんと
11月7日 講義内容概要 ― 2005年11月07日 06時03分00秒
一時間目 臨床学各論
●腸閉塞(イレウス) ○概要 腸の内容物が肛門側に移動できなくなった状態を言う ☆機械製イレウス 腸蠕動が亢進 →単純性イレウス 糞石、癌、胆石等によるもの 血行障害なし →絞やく性イレウス 癒着、ヘルニア、嵌頓、腸捻転 血行障害あり=緊急手術 ☆麻痺性イレウス 腸蠕動は減弱、消失 重症感染症等により発症 ○成因 腹腔手術後の癒着、大腸癌が多い(機械的)、腹腔内臓器の炎症、全身疾患(麻痺性) ○病態生理(疾患のステージ像) 割愛 ○症状 排便、排ガスの停止、腹痛、嘔吐(吐物のにおいで閉塞部位の予測が可能) 絞扼性では突然の激しい腹痛で発症しショックを起こすことがある ○診断 腹部の圧痛、腸雑音の異常亢進(これを蠕動不隠という)、減弱、エコー検査での腸内容物の移動観察、腹部X線検査では小腸ガス、鏡面像などがある ○治療 絶食絶飮、イレウス管の挿入で腸内容物の排除を行う、輸液による水・電解質の補給を絶やさないように 単純性では保存的療法で改善することが多いが、5日から7日で改善が見られない場合は手術適用 絞扼性は緊急手術
●その他の腸疾患 ○大腸ポリープ 家族性(遺伝性)の問題は大きい 特に腺腫性ポリープは前癌病変となるため切除が基本 発見は検便による潜血反応等大腸癌と同様の場合が多い ○大腸憩室 通常症状はない 他の部位の憩室にくらべ炎症を起こしやすい 炎症では虫垂炎との鑑別が重要 ○痔疾 歯状線の上下で内痔核、外痔核に分ける 基本的には便性の適正化が大事、重症では手術
腹膜炎 ●急性腹膜炎
●結核性腹膜炎(慢性腹膜炎の代表)
●ガン性腹膜炎 末期ガンに多い、腹水貯留が顕著
二時間目 生理学
神経の続き ●神経の分類 ○A(α・β・γ・δのサブタイプがある) 直径=太い、伝導速度=速い、有髄神経 ○B 直径=中位、伝導速度=中位、有髄神経 ○C 直径=細い、伝導速度=遅い、無髄神経 cf 感覚神経の分類には別の方法が有る(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ)
●神経伝導の特徴 1不減衰 2両方向伝導 3絶縁性伝導 4疲労しにくい 5伝導速度は直径にほぼ比例 6有髄神経伝導速度>>無髄神経伝導速度
●シナプスの刺激伝達の仕組み シナプスにおいては、前の神経終末(ブトン)から次の神経細胞体への移行に化学伝達物質を用いている
化学伝達物質は通常時にはシナプス小包の中にしまわれている 神経が刺激を受けるとシナプス小包は膜上まで移動し伝達物質を放出 伝達物質が神経細胞体の受容器に取り付くことで刺激を伝達 受容器からは受容器電位が発生し、これが閾値を越えると活動電位が発生する
補足 シナプス=神経のつなぎ目 (神経線維は一本で末梢まで行かず、次の神経線維に乗り換えを行っている→この乗り換えがシナプス) 興奮性シナプスと抑制性シナプスがある
●シナプスの連絡 収束:数本の神経線維がひとつの神経細胞体に連絡する形 発散:一本の神経線維から複数の神経細胞体に連絡する形 これらが複雑に混ざり合って構成されている
●シナプス間の伝達物質と受容体 ○アセチルコリン(伝達物質)→ニコチン性受容体・ムスカリン性受容体 ○ノルアドレナリン(伝達物質)→α受容体(血管)、β受容体(心臓) ドパミン セロトニン ○γアミノ酪酸=GABA(抑制性の伝達物質) ○グルタミン酸(アミノ酸:脳脊髄での興奮性伝達物質) ○グリシン(アミノ酸:抑制性の伝達物質) ○ATP、アデノシン
●シナプスの性質 ①化学伝達、②一方向性(神経線維とは異なる)、③疲労しやすい、④シナプスの遅れ(化学伝達によるため一本の神経線維に比べ伝達速度が遅くなる)
●シナプス後電位の話 ①全か無の法則に従わない 抑制系は閾値ではなく電位の強さで制御をしている(アナログ系のよう) ②非電導性 シナプス後電位は活動電位の発生、抑制には寄与するがそれ自体は細胞体内で消滅 ③時間的に緩やか 活動電位に比べ
三時間目 鍼実技(経絡)
●冷え症の治療(割愛)
ダイエット戦記32 500歩後退 ― 2005年11月07日 21時31分20秒
11月7日時点でのデータ
身長 187.6cm
体重 108.05g(ジム)
BMI=(肥満度Ⅱ)
本日の食事
朝食 なめこと豆腐の清まし仕立て、白米一膳、たまご一個、キャベツと大根のサラダ(ノンオイルツナ入り)
昼食 赤飯140g、キャベツと大根のサラダ(ノンオイルツナ入り)
夕食 野菜の煮物、マグロの漬、野菜の胡麻和え、海苔、豚汁
間食 水、茶、コーヒー
ジムにいくと、体重が・・・・・ああっ更に増えてます
3日ほど風邪でジムを休んだら増えてる。
なんか風邪をひくととたんに体重が増えるのは昔からです。
水が抜けないのか、体が本能的に脂肪を付けようとするのか
サウナに入ろうかなとも考えましたが、病み上がりなので自粛
まあ入れば500gぐらいは落ちるのですが・・・所詮これは水が出るだけですからね。
あまりにも眠いので講義内容のアップは明日朝
フンザ旅行記の最後のアップもできたら明日に
11月8日講義内容概要 ― 2005年11月08日 22時07分28秒
一時間目 臨床学総論
●脊柱の変形
佝僂病のところで行った
●呼吸運動
左右非対称=大葉性肺炎・胸膜炎・気胸
(疾患等で片側が機能低下を起こすと健側で代償性呼吸をする)
男性は腹式呼吸が多い(横隔膜と肋間筋)女性は肋間筋
●乳房
乳癌は男女有る、男性は肝硬変では女性化乳房もある
乳腺炎は授乳期におおい、上腕のしびれ等も有る
(乳腺炎は冷やす、しびれは温めると治療が矛盾)
鍼では本治法と患部から離れたところで標治
●心臓
心尖拍動 座位で左第五肋間、鎖骨中線のやや内側
触診
●胸郭運動
触診で左右差を見る
胸膜摩擦=急性胸膜炎の患者にみられる
音声震盪 肌に直でおこなう
打診
●肺野の打診
来週おこなう
●心臓の打診
聴診
●肺野の聴診 空気の出入り音
a肺胞、b気管、c気管支肺胞呼吸音
ラ音
乾性 喘息、気管支炎(音がかさつく)
湿性 肺炎、気管支炎、肺水腫(音がしめっぽい)
●心臓の聴診
心臓の音=心室が大事
Ⅰ音 心室収縮音(房室弁閉鎖音+心収縮期音)
心臓の中だからひくく聞きつらい
Ⅱ音 動脈弁の閉鎖音(心臓より外部なので聞き安く高い音)
Ⅲ音 Ⅱ音の後で血液の心室への流入音(Ⅱ音と連続している)
大事なのはⅠ音Ⅱ音
心音の亢進する状況をまとめること
○心雑音
血管や弁に障害が有ると起こる、収縮期雑音、拡張期雑音がある
(ファローの四徴)
今の若い医者は心電図で見ることが多い
cf ジョギングは夕方やろう→朝は負担が多い(朝は散歩)
腹部の診察
九区間に分ける(心窩部、左右季肋部、臍部、左右側腹部、下腹部、右腸骨窩、(回盲部)左腸骨窩)
●視診
○腹壁
必ず場所は覚えること
腹壁静脈の怒張=肝硬変、下大静脈の閉塞(門脈の病変)
メズーサの頭→死期が近い?
○腹部陥凹
おなかが極端にへこむ
るいそう(極端に痩せた状態)悪液質(癌)
○腹部膨隆
○臍ヘルニア
小児で5人から10人に一人見られる
自然治癒する事が多い
二時間目 漢方概論
●燥 秋口に多い 肺にかかわる→皮毛
肺を傷り易い 乾渋・しんえきを傷りやすい
○外燥 外から受ける燥(風寒症、風邪)
1 涼燥
症状 悪感、咳き
治法 宣肺表解
薬物 桔梗、杏仁
処方 葛根湯加辛夷川きゅう(しんいせんきゅう)
2 熱燥(温燥) 暖房つけたまま寝てしまう
症状 から咳、咽痛、鼻の穴・口唇の乾燥
治法 清肺潤燥 養陰清肺
薬物 川貝母、麦門、天花粉
処方 養陰清肺湯 麦門冬湯
○内燥 内側で生まれた燥邪(内生五邪)
1津液不足
2血燥 老人性の乾燥
内傷 外感病との対比
●精神素因 七情にかかわるストレス
ストレス=自身で認識・対処できないもの
七情=五臓に対応、気の動きとして対応
気がうまく動かない=気滞→機能低下→病気
(気=エネルギーとも考えられる)
気滞を把握すれば対応は可能
○怒 肝に対応
=気が上がる
症状 胸脇部の膨満、目の充血、頭痛、脳梗塞、怒り易い、乳房のしこり(女性)
○喜 心=神明をつかさどる
=気がゆるむ
症状 動悸、不眠、精神異常、高熱時のセンゴ
○思 脾 交感神経
=気が結ぶ(固執して離さない)
症状 腹部の膨満、心窩部のヒマン、軟便、腹鳴
健忘、不眠、生理不順、異常出血
○悲・憂 肺
症状 咳き、息切れ、風邪をひきやすい(気虚)
○恐・驚 腎 下半身に影響?
症状 失禁、遺精、息を吸えない(納気)、精神不安
女性は腎虚で失禁になりやすい
●体質素因(先天の不足、後天的失調)
遺伝的な問題や胎児期の種々の問題
1 虚弱体質のこと 生気不足=脾虚
2 寒がりのこと→機能低下症、循環障害、水分停滞
3 暑がり 肌が乾燥して油っぽい=血虚=陰虚
●内生素因 気、血、水
痰飲=水毒、生理機能をしない水がたまる
悪血=同じ、使い者にならない、固まりになり易い、痛み、出血し易い
●生活素因
○飲食不節 食べ方、食べ物
1 消化不良に影響 下痢、胸窩苦痛 頭がクリアにならない、感情が乱れる
2 食べなさ過ぎ、気血の不足=正気の不足、防御力の低下
3 バランスの失調=臓腑の機能に影響
4 不調和→解毒できなくなる
○労倦(ろういつ)、安息
労は肉体的、精神的、性行為的疲労
倦は副交感神経過剰型
休み過ぎても動き過ぎてもいけない
過労→気の消耗
精神的(副交感神経過剰側)→脾の消耗
房事過多→腎精の消耗
安息→寝てばかり、運動不足
三時間目 鍼実技(パルス)
今日は毎年恒例の地獄課題
テーマは
●「総指伸筋の中指のみをパルスで動かす」
というものです
難しいです
毎年一時間目でクリアできた人はほぼ皆無というのです
今年もしかり・・・・・
果たしてクリアできるのはいつになるのでしょうか?
まあこの課題は治療として使うものでありません
要は指で触診して筋腱を探り分ける能力を身に付けるためです
はあー
頑張らんと
四時間目 臨床実技(現代鍼)
まあ内容は割愛
要はお客さんを向かえる所から診察、治療、お見送りまでの一連の流れ
これを行います
まあ今回は患者役でしたが来週は術者・・・・大変だ
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