トルコの旅 イスタンブール12005年08月28日 09時08分56秒

イスタンブールはもっとも滞在期間の長かった街。

夏・秋・冬と3つの季節をここで過ごしました。
「アジアとヨーロッパの架け橋」なんてフレーズはともかく、大好きな街です。

ブルーモスクやトプカプ宮殿、数多くある博物館やモスクも良かったのですが、
そんな観光地より街が好きでした。

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これはバザール
でもグランドバザール(カパル・チャルシュ)ではなく
エジプシャンバザール(ムスル・チャルシュ)
しかも外国人観光客向けのみやげ物を多く扱うほうではなく、どちらかというと日用雑貨を扱うバザールでもはずれのほう。
糸瓜のたわしがぶら下がっていますね
こっちのほうをぶらぶらするのが好きでした。
おみやげ物屋じゃないから客引きもいませんし。
トルコ随一の観光地だけあって客引きはすごかったですね。

どうしてわかるのかいきなり日本語で
「バザールデゴザール」
「オニイサンヤスイヨ」
「オトシモノデスヨー」
と万国共通のセリフをかましてくる素敵な客引きの数々

暇だったのでカーペット屋の客引きに付き合うと、どう見ても大量生産のじゅうたんを
素敵なプレミアム価格で売りさばこうとしてくれました。
まあすでにイスタンブールについて1月が経過しじゅうたんの相場もある程度の
見分け方も教わっていたので引っかかることはなかったのですが、
その売り込みの手口はなかなかすごかったです。
(まあ貧乏旅行でしたからそんなもん買う金もありませんでしたが)

観光客向けの地区を離れるとそんなアホな客引きとも無縁で、
素敵なイスタンブールっ子と出会うことができる。
それが好きだったのもあります。

金が絡まなきゃあんまり悪いやつはいないもんです。

散歩して裏通りのお茶屋に入ってタバコをすいながら、
バックギャモンしているトルコの親父どもを見る。
まあこんな旅もいいかな?と思いながらイスタンブールを巡ってました。