お豆の国のひとだもの2005年08月23日 23時24分14秒

わけのわからんタイトルですが、今日の食卓を見てふと気づいた事から旅の話を書いてみます。

今日食卓で改めて思ったんですが、日本人って豆の加工品で生きているんですね。

豆腐、納豆、味噌、醤油、がんもどき、ひりゅうず、油揚げ、厚揚げ、豆乳
ここ2~3日の間に口にしただけでもこれだけのものをがあります。
ああっ最近じゃビール(正確には雑酒ですが)もまめ加工品かな?
ドラフトワンとかアサヒのやつもそうだし・・・・・
などと考え思い出したのが中東の豆事情

中東でも日々の食卓に豆は欠かせません

しかも贔屓目かもしれませんが日本より多くの種類の豆を店で見かけることができ、レストランでもかなりの種類の豆料理を食べることができます。
そんな素敵な豆料理の紹介です


画像
手前の赤いのと左のスープが豆料理!!!

手前が:白いんげんと羊肉の煮込み(トマト風味)

左が:レンズマメのスープ

上が:チキンの水煮(チキンがうまいのでこれだけでうまい!!)

右が:ピラウ(ライスとパスタの炊き込みご飯

写真の白いんげんの煮込み料理はトルコでもシリアでもヨルダンでも良く食べられてました。
トルコ人の知り合いが言うにはこれがトルコのお袋の味だと申しております。

またレンズマメのスープもよく出される料理の一つです。
最近日本でも手に入りやすくなったので家でも良く作っています。
15分ほどで調理が完了します。豆にしては卑怯なほど下準備も煮込み時間も必要としないほど小さなまめです。

これ以外にもファラフェルと呼ばれる豆コロッケ(コロッケの写真なし)
赤インゲンの冷製とあげればもっとあるでしょう。

それら中東豆料理の中でもっとも好きだったのが「ホンムス」
これはヒヨコマメのペーストで向こうのホブス(ナンのようなパン)につけて食べるのです。

シリア、ヨルダンでは必ずといっていいほど朝食に出てくるものです。
毎日一回どころか、一日3食すべてにつけるぐらいはまっていた時期のある料理です。
でもまともな写真なし・・・・orz (食いかけとか、食いかけとか食いかけとか)

日本に帰ってきてから食べる機会がなく口寂しい思いをいしてたのですが、勢いあまって作ってしまいました。(所要時間約1日)


画像この左側のがホンムスです。

まあ向こうでもメインディッシュではなく前菜なんですが本当に好きです。

作り方は、ヒヨコマメを水につけて戻し
圧力釜で十分にやわらかくなるまで炊き
熱いうちにすり鉢で丁寧につぶし
ゴマペースト、塩、レモン汁で味をととのえ
盛り付けた上からオリーブオイルを賭け、パプリカを散らす


書くと簡単そうですが、すり鉢とは2時間弱格闘しました。

次に作るのはフードプロセッサー買ってからだな。