スペックに現れないもの2005年09月30日 11時57分17秒

GR DIGITALのブログに絡んでのお話。
(このページへのTBと言うよりも全記事を通してと言う感じなのですが)

しばらくぶりにネットの海で情報収集。
リコーさんからの情報の開示が発表会以上のものがないためか不毛なスペック論の無限ループ状態ですね。

やっぱり最終的な判断は実機発売後3ヶ月ぐらいしてかな?
本当は一回ぐらいファームのアップを待ってから考えるのが一番いいんでしょうね。

もとより理系でスペックオタク的な部分が多々あったのですが、いつからでしょう?疑り深い人間になってきているようです。
結局、スペックはメーカー側の発表ですから。
また一方で、満足感や商品の本当のよさは一概にスペックだけでは得られないというのも感じています。

うまく言い表せないのですが商品のスペックについて語るときに、
その語り方が2つあるような気がするんです。
①スペックが製品の最低限の機能を表してる言葉として
②スペック以外に語るべき要素の無いもの、スペックがすべて


①の商品はスペック外のよい点が数多くあり、総合的な評価の祭に点数を上積みしていける商品。
「スペックは~だけど、●●がいいんだよね」
的な表現が多く出るようなもの
スペックは至上のものではなくとも満足感が得られる商品という感じでしょうか?
②の商品はスペック以上のよい点が見つからず、結局スペックでしか語れない商品。
「この商品は●●というスペックがすごいんだよ」
とスペック以外の好意的表現が出ないもの。
いわばスペックが言い訳になる商品でしょうね。

”スペック≠商品の実力”
ということが言いたいだけなのですが。


何でこんな解りきったことをいまさら書き綴っているかというと、昨日少し腹の立つことがあったんです。

面識のある人から(面識といってもたいした知り合いではないのですが)久しぶりの連絡がありまして、とあるNGOへの寄付の依頼を受けたんです。
まあこの辺の話はカメラには関係ないので別のページに書きます。
こっちに書きました
でも、あまりにもうわべの飾りや言葉に左右される人が多いんですね。

これはNGOとかマスコミの発表とかだけでなくデジカメを含む商品の謳い文句やスペックでもそうなんではないかと思うんです。

特に最近、スペックで飾られた商品が多いという感じがするんです。
GRDにはうわべのスペックだけではない+αの中身を期待します。

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