トルコの旅 イスタンブール62005年09月03日 10時06分06秒

宿で一緒になった人たちとビザを取りに行ったときのこと。

お昼時だし飯でも食うかということで食堂を探してうろうろしていると
いきなり違和感のあるのものが飛び込んでくる。

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おもちゃ?
と一瞬思ったが、よく見るとケーキらしい。
うーんシュールだ。
でも子供たちは喜びそうだね。
ミッ●ーマ●スもどきもいるみたいだし、サッカー場見たいのもあるし。
まああくまでもディスプレイ向けのものならありかな

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うん、まあこれなら食えそうだ。
明らかに生クリームではなくバタークリームだが一口はいけるだろう。
ただ、トルコの菓子類は日本の常識から考えると信じがたいぐらい
甘い!!ため一口でも撃沈する可能性があるが・・・

いったい誰が買うんだろうなと考えてショーウィンドーを眺めていると衝撃的な物体が!!

トルコの市民はこれを食うことができるのか?
いや、その前にこれは食いもんの範疇を微妙に超えてないか?

明らかに食い物ではないものがめり込んでいるし。
非常な衝撃を受けたものの、よくよく観察してみると販売しているお菓子のほとんどは一般的なトルコのお菓子であった、
まあ、そうだよなこんなもん買うやついないよな、と考え店をあとにした。

後日、別の用事でこの店を通りかかり、ふと聞いてみた。
「これって本当に売りもん? 買う人いるの?」

怖い話だが、買う人は結構いるらしい。
あの衝撃的なやつも何回か作っているといっていた。

激甘?!中東のお菓子たち12005年09月03日 15時23分20秒

ケーキ屋さんの話に触れたので中東のお菓子の思い出をつらつらと

実は旅の半ばくらいまでは中東の菓子があまり好きではなかった。
最初に食べたレストランのお菓子があまりにも甘かったせいである。
トルンバと聞こえたお菓子は、油で揚げたドーナッツを蜜に浸したような感じで、そんなに大きくないのに頭に響くかのような甘さであった。
実は中東のお菓子が好きになったのはイスタンブールを離れてから。



これはトルコのアイスクリームを食べにカフラマンマラシュという街に出かけたときの一枚
中東のお菓子には抵抗があったが、ドンドルマ(のびーるアイス)は大好き。
そのアイスの総本山があると聞いたから、本来の旅のルート離れ、8時間近い道草をしてアイスを食べに行った。
まあアイスだけというのもなんなんで、当時唯一名前を覚えてたお菓子のバクラバもいっしょに頼んでみた。
アイスなのにスプーンがありません。

あんまりにも”もっちり感”が強いのでナイフとフォークで戴くようです。
恐る恐る食べてみると
すげーうまい!!(喜)

でもびっくりしたのがバクラバもすごくおいしい!!
ドンドルマもおいしかったのですが、バクラバがうまいということに気づいたことこのことの方がある意味衝撃的でした。
「実は、うまい店がある!」
この事実の発見は以後の旅における甘味どころ探索を始めるきっかけとなりました。