顔面神経麻痺日記42007年03月13日 14時12分35秒

2月16日:
 起床時、やや閉眼不全が進行したかのような感じ
 喋りづらく感じることからも若干ではあるが麻痺は進行している模様
 耳介周囲の発疹は収まる方向に向かった様子
 病院へ向かい診察を受ける
 先生の判断もほぼ同様のようであるが麻痺はそんなには進行していないとのこと

 発語については麻痺でしゃべりにくい言葉があるので評価は注意が必要とのこと
 パピプペポというように唇を爆発的に使う言葉は麻痺で特に発語しにくいのそうである
 
 発語の状態をみるには毎日同じ言葉を発して評価した方がいいのかな?
 
 予定通り本日よりステロイドが処方
 わかっていはいたが、保険量ギリギリの大量投与
 (これは私の体重のせいもあるが・・・)
 投与は朝と昼で夜はない、「何で?」と一瞬思ったがすぐに薬理学の話をおもいだした
 
2月17~19日:
 おとなしく薬を服用して臥床する日々
 と言うよりだるくて何もできない
 
 ステロイドを飲み始めたら脈が腎虚の方向に 
 これまで本治法は脾虚肝実熱証で取っていたが、どうしよう?
 
 しばし考えて脈証の変化は薬によるもので本来の脈はそのままでは?
 と考えてそのままの証で本治法を続ける 
 
2月20日:
 口腔内の粘膜が荒れ、舌が荒れる
 抗ウィルス剤の副作用らしい
 食事時に舌がしみるため酸味のものは食べれず
 幸なのか抗ウィルス剤はこの日で終了
 本治法は継続
 
 
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顔面神経麻痺 日記32007年02月28日 17時58分40秒

国家試験も終わったし、少しきちんと書いていこうかなと思っています。


●治療開始 
 2月14日:
 起床時、左目の充血が酷い
 後頚部の状態も酷く重い痛みを伴ったような状態
 左顔面部の表情は全く作れず食事中に物がぽろぽろこぼれそうになる

 ともかく、薬を飲んで安静に・・・・安静に・・・・
 
 ステロイド剤の仕様を遅らせた理由ですが、お医者さんに聞いてみました
(最初に行った病院では同時使用になると思いますとの事でしたから)

曰く、すでにハント症候群の可能性が高く、そうだとすると耳の発疹の状態からもウィルスはかなり活動していると考えられるとの事
ここで、ステロイドの大量使用をすると免疫の低下を招いてウィルスがさらに暴れることもありそうだからとの事です
とりあえず抗ウィルス剤である程度ウィルスを抑えてからステロイドのほうが良いでしょうとの事です

ちょいとぶっきら棒ですが解りやすい説明をしてくれるお医者さんです

 2月15日 
 起床時、食欲がない(私にしては、ものすごく珍しい)
 特に症状病状に大きな変化はない
 と思ったら、食事中に違和感
 少こ~し味覚障害がでてきたかも知れません

 ともかくだるくてだるくて、寝ようとしても眠れないような状況ですごす
 閉眼不全が進んでいるようなので睡眠時に眼帯使用

 閉眼時の写真を撮ってみた。

臥床中の見苦しい写真なのでリンクで対応・・・
     →“発症後3日目 閉眼写真”

ちなみに発症に気付いたときの写真は
     →“発症直後 閉眼写真”

発症3日目の写真を見てもらえれば解るが、ベル現象&鼻唇溝の減弱、口唇のゆがみと3拍子揃っている。
自分自身で表情の様子やチャート等を用いた判断すると・・・
「中等度麻痺とやや高度麻痺の間くらいかな?」という感じ。
 
自分で判定して自分で凹みました。 
 
 

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顔面神経麻痺 日記22007年02月20日 04時06分16秒

国家試験まであと数日。
無理はできませんが、できることを少しやっています。


●発症 
 2月12日:
 起床時、左頚部の硬結が酷く、後頭部痛も酷い状態
 圧迫したり揉んだりすると一時的に楽にはなるがすぐに戻る。
 顔面の表情筋に違和感は無し
 体も相変わらずだるい
 
 昼ごろには茎乳突孔近傍やら耳介後部の辺りやらにピリピリとした痛み
 長時間は続かないが、何度もくる
 
 夕食時、特に違和感は無し
 就寝前の午後11時、左の閉眼に努力が必要に
 通常の閉じ方ではしっかりと瞼が閉じない
 (ぎゅっとbつぶればつぶれるし、左右違和感は少ない状況)
 夜間救急もない(耳鼻咽喉科は)状況なので朝一に病院へ行くことにして就寝
 脈は脾虚熱証かな?
 発熱はないのにやや熱感を感じる
 本治法のみして就寝


 2月13日:
 起床時に顔面に違和感
 眼輪筋、口輪筋と顔面の筋に一気に麻痺が出てきている
 朝食時に口の端から水がこぼれ、改めて実感
 (わかっていても、結構凹みます)
 
 「顔面麻痺がきましたは」
 と家族に状況を伝えて早速病院に

 まず向かったのは近所で早朝からやっている耳鼻咽喉科の診療所
 ここで診察&診断を戴いた上で地域中核病院への紹介状を頂く
 
 で向かった地域中核病院は連休明けの再診日ともあってものすごく混んでいたが紹介状の威力か比較的スムースに事が進む

 まず行ったのは諸検査
 ○聴力検査
  一般的な聴力検査に骨導検査などなどを実施
 ○味覚検査 
  舌に電極をあてて行う検査
 ○涙液分泌検査
  目に濾紙を当てて検査
 
 続いて診察に
 結論だけ簡潔に書くと・・・
●診察
 「末梢性顔面神経麻痺」(ただし原因はまだ不明)
 耳介、耳内の様子からするとハンントの可能性を否定できず
 発症からの日が浅いので1週間程度は症状が進行する可能性がある
 ともかくこの一週間は安静に、無理をしないこと
 血液検査を実施→ウィルス抗体価は測定に時間がかかるもよう
●治療 
 治療は入院または通院で実施 (結局通院で対応することに)
 治療のスタンスは
 ①ステロイドホルモンによる神経への負担の減少
 ②抗ウィルス剤によるウィルスの抑制
 ③循環改善藥による神経への負担の減少
 ただし、ステロイドホルモンは2日後の再診以降に開始することに 
●お薬 
 ①抗ウィルス藥 バルトレックス
 ②循環改善藥  シアノコバラミン錠
 ③         ATP製剤
 ④葛根湯
 
 在宅での治療を選択したときには 「抗ウィルス剤、1日5回の服用か・・・」
 と思っていましたが、第二世代になって服用は1日3回になってました
 
 葛根湯が???な感じでした 
 もしかして駆風藥として?とか抗ウィルス作用を期待?とか、項部硬直に?とか
 色々考えたのですが結局は違いました
 

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顔面神経麻痺 日記12007年02月17日 03時23分49秒

何でこの時期に?などというボヤキもでてきますが成っちまったもんは仕方がない。

折角だからあるていど経過を残すことにしました。

少し前の話から少しずつ
国試が終わったら写真も添付します。

●発病前の状況
 2月初旬~:
 学校の通常授業が終了し直前の試験も重なり睡眠サイクルが乱れる
 なんと朝型に戻そうと図るがかえって睡眠時間が減少
 完調では無いがそんなに問題も感じず図書館で勉強
 脈はやや肺腎の虚(やや肺優勢)に感じた
 
 
 2月10日:
 起床時に後頚部から後頭部にかけて強烈な違和感
 項部に中央に硬結、左乳様突起辺りに違和感(これは程なく消失)
 夕刻から夜半になって左耳下腺近傍に違和感が出る
 体もだるく風邪かなあ?と一瞬思うが一側のみのためちょいとおかしい?
 項部硬結は相変わらずで両者を踏まえ「葛根湯」を使用すべきか迷う。
 違和感は移動していると考えれば行痺(風痺)でとれるかな?
 と考え灸はやりにくいので大椎から風門にかけてカイロを貼って寝る
 (もちろん低温やけど対策済み)
 脈は脾肺の虚に感じる


 2月11日:
 起床時に頚部の硬結は感じなかったが、午後には頚部に硬結が
 しかも左側のみでかなり重い
 普段はあまり使わないセイリンで局所刺鍼ともかく硬結の痛みを抑える
 時折、耳下腺やら乳様突起辺りにチリチリとした違和感がでる
 さらに数回だが顔面左の筋がヒクヒクとしたりする
 ここら辺で覚悟を決める
 「ああこりゃ顔面麻痺がきそうだわ」
 耳介の後部に湿疹も出ていることからもまず間違いないと考える
 まだ全く顔面部には症状は出ておらず表情筋は全て正常
 また、味覚の違和感、聴覚過敏もなし
 この状況で病院に行ってもまず顔麻痺の診断は降りないだろうなと考える
 また、連休の真っ只中でもあり医療体制的にもちょいとまずい
 家人に状況と予後の予想をを伝え心積もりをしてもらう
 (いきなり麻痺をみてびっくりさせるのも何なので)
 脈は脾虚
 本治法で出来るだけ丁寧な刺鍼を行い、昨日と同様にカイロを貼って就寝

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