パキスタンの旅 クエッタ32007年03月12日 23時31分52秒

まだまだ続くクエッタの紹介。
クエッタで本来最も重要な事とはチケット取り。
特にイスラマバード(首都)へ向かう場合、これが非常に大事&厄介なんです。

2003年当時、あちこちの情報ノートに書かれていたのが「クエッタ-イスラマバード間の移動はバスではなく鉄道でするように。」との注意書き。
何でもバスルートはトライバルエリアと言う非合法地帯(要はパキスタン政府の支配の及ばない地帯)を通るため通行時に通行料として身ぐるみはがれることがあるとか無いとか。
まあ、実際に身ぐるみはがれた人には会った事はないのですが鉄道以外のルートでクエッタ-イスラマバード間の移動をした人の話も皆無・・・
私の会った数十人のパキスタン旅行者は100%鉄道移動だったわけです。

そうなった鉄道チケットを求めるのが人の子です。
私も駅の切符売り場に並びました。
それも2日間。
結果わかったのは、5日後でないとチケットが無いという事。
5日も待てません。
こっちにも予定と言うか、花が散る前に目的地に着かなければと言う思いがあるわけです。

仕方がないのでバス会社の方にもあたって見る事にします。
まあ、ルートの確認と山賊の頻度だけでもわかればいいかなと思ったわけです。

先ずは宿近くのバス会社の営業所のおっちゃんに聞いてみると・・・
「2週間前から南への新ルートができてトライバルエリアは通らないぞ!」
との事。
ここでぬか喜びをしないのが賢い旅行者。
すぐにおっちゃんにお礼を言って、バスターミナルに向かいます。



写真はイスラマバードへのバス。
ここでももう一度確認してみます。
そうしたらやっぱり同じ事を言うわけです。
(実はさらに別のバス会社にも聞いているわけです。)

男は度胸と言うわけでチケットを申し込んで見ました。



出発は夕刻なので街をぶらぶらしてバナナジュースを飲んだり、宿の情報ノートに新ルートのあらましを書いたりして時間をつぶしていました。

情報ノートには
「チャレンジしてきます!生きていたらイスラマバードの情報ノートに書き込みます!」なんて書き込んでおきました。

このときは、まさか自分で“成功しました”とクエッタの情報ノートに書き込むとは思いもしませんでした。
思うわけ無いですよ、このルートのバスに合計で3回も乗るとは・・・・

まあその辺りのお話はおいおい。

次はイスラマバードです。



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