シリアの旅 ダマスカス12005年09月27日 07時52分07秒

シリアの首都ダマスカスの紹介です。
首都であると同時にダマスカスは巡礼の地でもあります。



これはウマイヤド・モスク(西暦715年建立)
イスラム最古のモスクといわれ、イスラムの”第四の聖地”ともいわれるモスクです。
このためシリア国内だけではなく、他のイスラム諸国からも多くの巡礼者がやってきます。
ただこの”第四の聖地”別説ではチュニジアのカロアン(ケロアン) Kairouanシディ・ウクバ・モスク(640年建立)があり、聖地としても最古のモスクとしても異論がある。
しかもこっちのほうがシンピョウセイアリ?
細かいことは良くわからないのですが、ムハマンドがヒジュラを行いメディナに移ったのが621年。
メッカを奪還したのが630年。
わずかこの10年後にチュニジアまでイスラム教は広まっていたのかな?
という疑問は感じます。
どなたか正確なことを知っていたら教えてください(他力本願デス)



別の角度からもう一枚
せっかくなのでイスラムの三大聖地についても書いておきます。
第一はメッカ
世界中のイスラム教徒が一生の間に一度は巡礼をとあこがれる地です。
あまりにも巡礼希望者が多いため制限があり、一説では地域ごとに巡礼人数の割り当てがあるそうです。
第二はメディナ
ムハマンドが逃れた地でもあり、最後を迎えた地でもあります。
メッカ巡礼とともに訪れる聖地です。
第三はエルサレム(岩のドーム)
もともとはユダヤ教の神殿であったものをモスクに建て替えたもの。
ムハマンドが旅立ったとされる伝説が残っている。
イスラムの聖地であると同時にユダヤ教にとっても聖地である。
この3つは異説が無いんですけどね



モスクの出入り口
ステンドグラスが美しいです。
もうひとつ書いておかねばならないのがドレスコード。
イスラムの聖地のひとつだけあって女性のドレスコードは厳格です。
Tシャツ短パンなんかで女性が入ろうとしたら追い返されます。
でもご安心を
入り口の近くで服(コートみたいなの)を借りることが出来ますので。
費用はわかりません・・・「たまご」は♂ですので。

この出入り口の向こうにはスークが広がっています。
さすがに首都、聖地、スークは大きくおみやげ物を扱う店やファッショナブルな店、シリアで盛んに作られているアラビア細工の店など様々な店が広がっています。



スークの様子
これはメインストリートです。
屋根の部分を見てもらうと解るのですが、すごく立派なつくりです。
一本それるともっと庶民的というか日用雑貨が中心のスークがあります。
写真はラマダンに入る前の風景。
このときには結構人が多いななどと思ったのですが、間違いでした。
ラマダン中にはもっと人が増えます。
その様子はまた次のお話で。



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