トルコの旅 アンカラ32007年02月06日 21時43分36秒

アナトリアって何 ?  →トルコのある半島

トルコは黒海と地中海に突き出た半島部分で国土の多くを占めています。
この半島部分をアナトリア半島というそうです。
詳しくは→”ウィキペディアへ”

まあ、結局アナトリア文明博物館はトルコの昔の遺物を展示しているところということですな。



名家の倉庫を改装というこの博物館。
中に入って天井を見上げてみると、なるほど簡素です。
でも煉瓦で構成されたと思しきアーチは結構好みです。



これは各地で出土したレリーフ。
いろんな所のレリーフがここに集められています。
中には出土地にはレプリカを置いて本物はこの博物館に来ているものもあったりします。



これはレリーフの一つ。
そんなに有名なものでは無いのですがなんとなく気に入って撮りました。



レリーフだけではなく金属製の様々な出土品も展示されています。

これはスタンダードといわれる青銅製の遺物。
スタンダードなどと名前は付いていますが実際に何に使われていたかは不明。
儀式に使ったとか、象徴とか諸説様々ありますがわかっていません。


そしてこの地を訪れた最大の理由がこの遺物です。



ここに収められた遺物の中でも最も有名なものでしょう。
 「大地母神の坐像」
ふくよかな姿が豊穣をあらわしたこの像は日本に居たときから見てみたかった物です。

曽野綾子さんのエッセイ「バァバちゃんの土地」でこの像と思しき記載があります。
ギリシャ神話のアフロディテやアルテミス、エジプト神話のイシスの元とも言われるこのキュベレ(大地母神)像、筆者はハマーム(トルコの蒸し風呂)にいた垢すりのおばさんにそっくりと書いていますが、なるほどその通り。

まさしくトルコのおばちゃんです。

トルコの文化というのでしょうか?
「結婚後の女性が痩せている=不幸」
という図式があるようです。

そのためか中年以上のオバチャンの多くはまさしくこの像のよう。
見事なまでに肥えています。
不思議なのは若い娘には太った娘はいないんです。
というか、無茶苦茶スレンダー。

それが結婚後は・・・・・という話。
まあここら辺の話は、「わたしもトルコで考えた」というエッセイ漫画に詳しいのでそちらも機会があればご覧になってみてください。
この変化の理由がわかります。

さて、次はビザ取りエルズルムです。


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