国家試験に落ちない方法12007年02月03日 10時00分00秒

三週間後のこの時間には国家試験が始まっている予定です。(あん摩)
あとわずか3週間でもあり、まだ後3週間でもあるこの時期。
そろそろ勉強法を変える時期ともいえます。

ここまでの勉強が国家試験に受かるための勉強法だとしたら、これからの時間で最も大事なのは「国家試験に落ちないための勉強法」だと思います。

つまり
 ①テストでミスをしない問題の解き方を習得する
 ②暗記した単語を科目を超えて幅広く使える理解につなげる
 ③苦手科目で最低限の得点を拾えるようにする

これからの三週間、勉強の主体は過去問や認定問題を解くことが主体とですね。
ここで問題を解くときに上記を満たすにはどうしたらいいのか
実際の問題を解く形で説明します。

以下の内容は当たり前といったら当たり前。
やっていると言う人のほうが多いでしょうがまあ参考までに。


例問題  「メニエール病の症状でないのはどれか。
     1 めまい      2耳鳴り      3難聴      4耳漏
                          (第11回 鍼灸国家試験)」

 サービス問題とでも言うべき簡単な問題です。
 大事なのはこのようなサービス問題を極力落とさないこと。
 この問題を落とす理由で一番多いのは問題文のYes・Noの読み間違い
 
 「でないのは?」という問題を「であるのは」に読み違えるというのは誰でもある事です。

某予備校でもこっぴどく言われましたが、
「問題文の読み間違いは解ける問題でしか起こらない!」
というのは本当にその通りです。

しかも、この読み違いのミスは確認時にも同じミスをする傾向にあります。 
つまり、出来てると思い込んだ瞬間に、脳みそのチェック機構は休眠するんです。

では具体的なテクニックとしてどのように解いていくのか示します。

●解き方 レベル0  
  「メニエール病の症状でないのはどれか。
     1 めまい      2耳鳴り      3難聴     ○4耳漏」


 最もダメな解き方。
 問題文を読み間違ってもそのことに気付かないかもしれません。


●解き方 レベル1  
  「メニエール病の症状でないのはどれか。
     1 めまい      2耳鳴り      3難聴     ○4耳漏」


 最も基本的な解き方。
 問題文が肯定なのか否定なのか下線を引いてチェックするのは◎です。
 でも試験前の勉強法としてはイマイチ
 

●解き方 レベル2
  「メニエール病の症状でないのはどれか。
     1 めまい      2耳鳴り      3難聴     ○4耳漏→中耳炎」

 
 実際の国試の本番にはこれが出来ればOKです。
 でも過去問を解くときには下のようにやったほうが良いです。


●解き方 レベル3
  「メニエール病の症状でないのはどれか。
     1 めまい      2耳鳴り      3難聴     ○4耳漏→中耳炎」
  メニエール→原因不明の内耳疾患、内リンパ水腫?、発作性めまい、同時に難聴や耳鳴りも
  めまい→聴神経の問題?、脳腫瘍? 
  難聴→感音性・伝音性→ウエーバー検査(頭の真ん中)・リンネ検査(気導・骨導)


ハッキリ行ってめんどくさいし、大変。
でも、選択枝に知っている事を書き加えるだけでかなり情報の整理が出来ます。
しかも自分の弱いキーワードやジャンルがハッキリするというのは大事です。

最後、1点、2点に泣かないために、出来ることはしておきましょう。


まあ、ご参考までに。


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トルコの旅 アンカラ12007年02月03日 21時16分12秒

トルコの首都アンカラにやってきました。
目的は二つ。ビザの取得と博物館訪問。

まずは第一の目的であるビザ取得。
既にイスタンブールで訪問予定国のパキスタンと訪問予定の国で問題が起こった場合のための予備ルートとしてインドのビザは取得済み。

アンカラで取得するのはイランビザとアフガニスタンビザ。

イランビザはイスタンブールでもし取得できたが待ち時間が二週間かかる。
アフガニスタンビザはイスタンブールでは取得不可能。
取得可能な地でも基本的に日本大使館のレターが必要なところが多くいためここで取得。
アンカラでは日本大使館のレターがあれば即日発行!
2003年当時、タリバーンとの戦争が終了してからまだ1年。
政情不安定ということで日本大使館は一般客にはレターをなかなか発行しません。
でも、ここアンカラのアフガニスタン大使館ではレター無しにビザが即日発行!
というわけでアンカラにやって来たわけです。

綿密な計算に基づき
 日本大使館→イラン大使館→アフガニスタン大使館→博物館
 という0泊でアンカラを抜けるルートを構築。

イスタンブールからの深夜バスがアンカラに到着して即座に行動開始。

   →いきなり道に迷う・・・orz



これはアンカラの風景。

結局、写真の様などこを見ても同じような風景を見ながら2時間ほど放浪の後に要塞のような日本大使館を発見。
(まあ、深夜バスなんで2時間迷ってもまだ会館時間前・・・)
なんかすごいぞ、テロリストの車爆弾防止の為とおもわれる鋼鉄製の車止めが凄い。
持ち物検査でカメラやピクニックナイフを預けて館内に入ってレターの申請を行う。

申請書を書いて、事務官のネーチャンに手渡したら不気味な情報が・・・

「レターの発行は出来ますけど、ここ一週間ほど
   イランのツーリストビザの発行が停止しているみたいなんです」


寝耳に水です。
なんでと聞くと・・・

「何でもビザ用の書類だかシールがなくなって本国からの発送待ちだそうで・・・」

まあ、一週間前からの話なら取りあえず行ってみます。
という訳でレターを受け取って大使館に向かいます。




一時間後、アフガニスタン大使館に程近い出来たばかりのショッピングモールで私は頭を抱えていました。
「“FORM”が無いってどういうことよ?」
「ツーリスト(一ヶ月)はダメだけどトランジット(5日)なら出せるって・・・
 大体、イランを陸路で抜けるだけで3日間バスに乗らないといかんのに
  どうせーっちゅうねん」

結局、トランジットならエルズルムでも即日取得が可能ということで、エルズルムでチャレンジをすることに。
ツーリストが欲しいので月に10日ほどしか開かないという噂のトラブゾン領事館(ここならツーリストも可能)での取得も視野に入れて行動を変更します。

対照的にアフガニスタンのビザは驚くほど簡単に入手できました。



朝から大荷物(約40kg)を抱えてさまよい続けたあげくにビザ取得できず。
疲れきってアタチュルク像近くの安宿に一泊することにしました。
こういうときは取りあえず寝る。
寝て体力ゲージを戻してから考える。
これも旅では大切。
翌日、博物館めぐりをしてからビザのことを考えることにしました。



折角取得したアフガニスタンビザ。
まさかあんな事になるとは予想だにしませんでした。

次は博物館


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