トルコの旅 イスタンブール再々-82007年01月09日 15時05分18秒

アヤソフィアの内部に入ると結構びっくりします。
なんと言うのかともかく巨大なドームの中にキリスト教的な要素とイスラム的な要素が入り混じった感じです。
大ドームの内部を取り囲むかのように6方に円盤が掲げられています。



言い方は悪いですが、本当に間に合わせで後から付けられたのがはっきりわかる感じのする円板です。
これには神の御名、預言者ムハマンド、と4人のカリーフの名が刻まれています。





別の方向(ドーム入り口の反対側)には半円のドームがあり、こちらにはモザイクが残っています。
ちょっとこの写真では見にくいのでアップにしてみると・・・




こんな感じで聖母子が描かれているのがわかります。
もっとアップにすると・・・



なんとなくモザイクの粒粒が見えますでしょうか?
ちょっとノイズ処理をした関係で画像のシャープネスが低下してわかりにくいかもしれません。
まあ見上げるはるか先にあるものですが見事なものです。
この右手側には大天使ガブリエルのモザイクも残っています。


 
こちらはキリストと女帝ゾエ夫妻のモザイク。
このアヤソフィアの建立にも政治というか支配者の思惑が重なっていたことを感じさせられるモザイクです。

結構見所の多いアヤソフィアですが、広い上に博物館に順路の指示があまり出ていないため下手をすると見逃すものも出てきてしまいます。
ガイドを雇うなり、ガイドブックを用いないと後で公開することも・・・
ちなみに私は、出る直前に暇なガイドと話をして見逃しに気付きました。

貧乏旅行もいいけど遺跡を見るときはきちんとガイドなり下準備をしたほうがいいように感じます。
まあ、いまさらですけどね。

次はイスラム芸術が集まっているのに人の少ない「トルコ・イスラム美術博物館」の予定。



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