カルフールの終焉 (T_T)2005年12月31日 21時23分42秒


年末の大掃除を終え、年越しのために買い出しに行きました
始めは近所のお店を何店舗か回って、最後はいつも通りにカルフールでツマミの買い出し
まさかそこでショッキングな光景に出会うとは・・・
カルフールで購入するものの中心は、チーズ、パン、プロバンス風オリーブ、そしてハムです
パン、チーズを選んで、最後においしいハムを買おうとデリカテッセンの売り場に向かうと・・・
遠くから眼に入った売り場が異様に小せえ

いやな予感をかんじながらそれでも売り場に向かうと
ハムが一種類しかない
テリーヌもパテも置いていない
ローストビーフとスモークハム一品しか置いてない
ご存じの通り、カルフールは日本撤退、経営はイオングループに変わっています
そのリストラがモロに出たようです

撤退表明の時はイオングループ側はカルフールの輸入商品はある程度継続するとの事だったのですがハムは切られたようです

気になって売り場を巡りながら状況を把握
デリカテッセン側の商品は伊●ハムのものでした(バックヤードのストックを確認)
ふと気になってパッケージ品の売り場の方も確認すると、何とこちらも伊●ハムの商品一色・・・・・
どうやらカルフールは棚売りをしてしまったようです
並んでいるハム、ベーコン、ソーセージすべて伊●ハム
経営効率を考えればそのほうがいいのかもしれません
大量発注、事実上の一社独占ですから、仕切りは安くなるでしょう
もしかしたら本当に棚を貸す形での契約かもしれません

でも、デリカテッセンにまでは日本の大手メーカー品を持ち込んでほしくはありませんでした
前にはあった、パリ風のハム、骨付きハム、色鮮やかなテリーヌ、薫り高そうなパテ、見るからにうまそうなカナールの燻製
値段は決して安いものではありません、でも食べれば良心的な値段のものばかりでした

数ヶ月に一度しか買い物にいかない一消費者が文句をたれる筋ではありません
ただただ、惜しむのです
楽しい集まりを演出してくれた素敵なデリカが一軒なくなってしまったことを



年末にカルフールで購入したものです
結局、チーズ類は食べやすいものばかり
小さい子供がいるという点、飲み物がビール、日本酒がメインでワインを開けないことから癖の強いものは封印
一番下のものはスペインの生サラミ「フエ」
いわゆる”貴腐サラミ”とか”白カビサラミ”といわれるものです
まともなハムがないので半ば自棄で購入したものですが、これが大当たり
値段も安い
(ひょっとしたら在庫処分価格かも・・・orz)

チーズもサラミもパンもとってもおいしかったのですが・・・・
ただね、「今度の週末はカルフールに行ってワインのアテを買おう!」
という楽しみがなくなったのが悲しい
カルフールという看板はかかってますが、もうこの店は私にとっては
「楽しい店」では無くなって行くようです