シリアの旅 ハマ22005年09月24日 19時11分55秒

またまたハマの街です。

アレッポのような交通の要所は別として、ハマはシリアで最も訪問回数が多い街です。
「疲れたらハマに戻ってリフレッシュ」という感じで何度も訪れています。
ひとつには宿がよかったというのもあるかもしれません。


ハマにもやっぱり時計台があります。

”CAIRO”、”RIAD"という看板が見えるかと思います。
どちらもホテルです。
”RIAD"リアドホテルは中東最強のホテルのひとつです。
清潔で整理の行き届いた室内。
ホスピタリティーあふれるスタッフ&オーナー。
どちらのホテルにも泊まった私が断言します。
カイロホテルも及第点はつけれるが、リアドホテルには遠く及ばない。
リアドホテルに泊まるならバスタブ付の部屋を勧めます。
安宿にはありえない豊富なお湯の量です。
安宿ではシャワーが中心で、お風呂は日本を発って以来でした、
久方ぶりに入る風呂は本当に気持ちがよかったです。
ただ汚い話ですが、びっくるするほど垢が出ました。
旅をしている間、毎日シャワーは浴びていたのですが・・・・
こんなに垢がたまっているとは思わなかったです。


とりあえずリアドホテルに泊まった次の日、市場に向かいました。
これはハマのスーク(市場)
実は購入したいものがあって市場に向かったのです。
探しているものは・・・垢すり、というか軽石です。
これを探すのは結構大変。
なんせ「軽石」を意味する言葉を知りません。
アラビア語はおろか英語でも・・・・orz

まあスークの散歩と思ってゆっくり探せばいいかと思いふらついていたときの写真です。
体の垢は湯船にゆっくりつかれば荒めのスポンジでごしごし落ちるのですが、長旅で硬く荒れた踵の方は難しいんです、
ブラブラと市場を歩いていたら発見!!
軽石もどきを見つけました。
軽石製ではなく、素焼きの垢すりです。
小判型の素焼きの表面にまるで大根おろしのような小さな突起がたくさん刻まれています。
10円ほどで購入して使ってみると、
見た目とは違って非常に快適です。
踵もつるつるになりました。
これ以降、パキスタンのホテルに忘れるまでこいつも旅のお供になりました。


これもスークの風景です。
衣料品店の店頭でおばちゃんと店員のにいちゃんのやり取りがとっても面白かったです。
(お)「もう少しまけなさいよ!」
(に)「もうまかんね、これでええやろ」
(お)「なにいってんの、もう少しまけてもバチはあたんないわよ!!」
(に)「だから無理だって」
(お)「ならこっちはどうなのよ?」
勝手にアテレコしたらこんな感じでしょうか?
最後は結局おばちゃんの押し切り勝ちのようでした。
どこに行ってもおばちゃんは強いです。

面白いのですがこの値切り、決して相手に無理強いしたり相場とかけ離れたものになるものではないようです。
英語の出来るおっちゃんに聞いたところ、相場を知らないようなアホな値切りは相手にしないそうです。
まあそうですな。


やっぱり日差しが強烈なためでしょう。
シリアのほとんどのスークには屋根がついてます。
屋根が無いようなところでも日よけがあります。

まあ中東の強烈な日差しを浴びていたらゆっくり買い物をしようというこ気もなくなりますからな。
”ハマの魅力はなんといってもヒトの良さ”
と書きましたがスークも本当に楽しいです。
歩いているだけで人だかりが出来るようなわずらわしさはなく、でも困っているときはすぐに手を差し伸べてくれる。
適度な距離感というのでしょうか?
本当にそれがよかったです。
ハマの紹介はまだまだ続きます。

次はハマで出会った職人さんのお話。



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