10月15日 研修会22006年10月16日 04時21分53秒

経絡治療学会 関東支部研修会に参加してきました。

詳しい内容について記事にするのは控えさせていただきますが、いろんな場面で目から鱗が落ちるような勉強をさせていただきました。
まあ、自分の勉強不足を実感する次第です。

さて、今回の研修会では初の試みもありました。
通常の研修会終了後に講壇師の宝田琴調さんをお招きして杉山和一(鍼管を考案した昔の偉人)の講壇を聞くというものです。
”琴調師のプロフィール”

釈台と呼ばれる小机を高座において張り扇で調子をとりながら進めるこの講談、なかなかにおもしろうございました。

何よりびっくりしたのはこの杉山和一の演目が新作ではなく古典ということ。
まさか、鍼の世界の偉人伝が講談として伝わっているとは思いもしませんでした。
本来鍼というものはそれぐらい身近なものだったのかもしれません。

落語の世界でも比較的鍼灸を題材とする話があります。
琴調さんも講談の枕の中でおっしゃっていましたが、古典落語の中にも「強情灸」「太鼓腹」などがあります。

「強情灸」は以前寄席で聞いたことがあります。
「強情張りの熊さんが灸なんざ熱くない。灸になれたオイラにゃ豆のようなのじゃ効きゃしないからもっとでかいの据えて見せる。とばかりに茶碗サイズの灸を据え、やれ熱が回らないから火をいっぱい付けろだの扇げだの言っているうちに熱が回って熱くなってもういけないのにまだ強情を脹る」
というお話です。

一方の「太鼓腹」、話の名前は知ってはいたものの聞いたことは無し。
ネットで調べたらこれも面白そう。
これも是非一度は聞いてみたいものです。
高座ではなかなかタイミングが合わないと難しいでしょうから、志ん生の音源で聞いてみたいものです。

何はともあれ大変面白く、なおかつとても為になる講談でした。
企画いただいた諸先生方、大変ありがとうございました。


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10月16日 講義概要2006年10月16日 12時40分12秒

一時間目  社会学
 
二時間目  鍼実技


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