欲しているのは? ― 2006年09月22日 21時13分15秒
学校の自販機のある休息スペースで一息。
(この休息室のようなスペースの正式名は知りません)
結構な種類の飲み物が買えます。
しかも10円ですが外よりも安く買えたりします。
少しマイナーなメーカーのみのような気もしますが・・・
学生の味方です。
自販機を横目に見ながら飲んでいるのは某コーヒーチェーンのアイスコーヒー。
なぜかは解りませんが、充実した睡眠を得られていないときはなぜかアイスコーヒーに手が出ます。
しかも必ずコーヒー屋の物。
なぜか缶コーヒーにはこういうときは手が出ません。
この味覚の嗜好も東洋医学的には五行に則して考えていくわけです。
・・・アイスコーヒーの味といえば苦味だなあ。
苦味は五行では火に相当するか、でも苦味が目的なら缶コーヒーのほうが苦いやつがあるし、どっちかというと酸味を欲しているのかしら?
酸味だとすると木だから肝。
でも、ミルクは入れないけど必ずシロップは使うしなあ。
すると甘も関わるとすると脾にも影響が有りそうだし・・・脈診るか。
・・・脈は肝虚だな。
まあ、睡眠の問題が生じているんだから肝に関連するのは考えややすいし。
祖脈はどっちかというと実ぽいなあ。
総合すると肝虚熱証で脾胃に虚熱が波及している感じかな?
苦味を欲しているのは肝火の心への波及とも考えられるけど、どっちかというと肝虚の基となった腎の陰分の不足で心の熱が表に出てきたと考えるほうがしっくりくるかしら?
とりあえず、太谿、太衝でも刺鍼しとくか・・・・
なんてことを一人っきりのときはぶつぶつやっておるわけです。
傍から見たら怪しい人にしか見えないだろうから極力人のいないときにしかやりませんが・・・
まあ、こんなコーヒータイムも楽しかったりします。
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キモ!→
刺す?→
休息じゃない→
(この休息室のようなスペースの正式名は知りません)

結構な種類の飲み物が買えます。
しかも10円ですが外よりも安く買えたりします。
少しマイナーなメーカーのみのような気もしますが・・・
学生の味方です。

自販機を横目に見ながら飲んでいるのは某コーヒーチェーンのアイスコーヒー。
なぜかは解りませんが、充実した睡眠を得られていないときはなぜかアイスコーヒーに手が出ます。
しかも必ずコーヒー屋の物。
なぜか缶コーヒーにはこういうときは手が出ません。
この味覚の嗜好も東洋医学的には五行に則して考えていくわけです。
・・・アイスコーヒーの味といえば苦味だなあ。
苦味は五行では火に相当するか、でも苦味が目的なら缶コーヒーのほうが苦いやつがあるし、どっちかというと酸味を欲しているのかしら?
酸味だとすると木だから肝。
でも、ミルクは入れないけど必ずシロップは使うしなあ。
すると甘も関わるとすると脾にも影響が有りそうだし・・・脈診るか。
・・・脈は肝虚だな。
まあ、睡眠の問題が生じているんだから肝に関連するのは考えややすいし。
祖脈はどっちかというと実ぽいなあ。
総合すると肝虚熱証で脾胃に虚熱が波及している感じかな?
苦味を欲しているのは肝火の心への波及とも考えられるけど、どっちかというと肝虚の基となった腎の陰分の不足で心の熱が表に出てきたと考えるほうがしっくりくるかしら?
とりあえず、太谿、太衝でも刺鍼しとくか・・・・
なんてことを一人っきりのときはぶつぶつやっておるわけです。
傍から見たら怪しい人にしか見えないだろうから極力人のいないときにしかやりませんが・・・
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講習会で“鍼を打たれる”の写真 ― 2006年08月29日 05時46分51秒
”こちら”の記事で書かせていただいた中医学交流会 鍼灸分科会。
この午後の分科会で講師役の先生にたくさん鍼を打っていただいたのですが写真がありますので参考に。
元写真は顔面アップの見苦しいものなので・・・
プライバシーにも配慮して一部分のみの拡大でお送りします。
“触覚”が生えているようです。
他の参加者に迷惑になるので、フラッシュ禁止での撮影しました。
ISO感度を最大に上げているのでちょっと画像にノイズが多いです。
注:決してモデルのせいではありません。
実はこのほかにも10本近くの鍼が顏のあちらこちらに刺さっておりその全体像を見た同級生は一言、
「なまず?」
と発してくれました。
言いえて妙だなと思います。
痛そうに見えるかもしれませんが、さすときも含めて痛くはありません。
かえって非常に気持ちが良いものです。
ただし、不用意に笑ったりすると“鍼が響いて”びっくりします。
先生に教えていただいた鍼の打ち方も非常に独特で参考になりました。
頂いたものは持ち帰って練習し、少しでも自分のものになるようにせねばね。
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笑った→
アホや→
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この午後の分科会で講師役の先生にたくさん鍼を打っていただいたのですが写真がありますので参考に。
元写真は顔面アップの見苦しいものなので・・・
プライバシーにも配慮して一部分のみの拡大でお送りします。

“触覚”が生えているようです。
他の参加者に迷惑になるので、フラッシュ禁止での撮影しました。
ISO感度を最大に上げているのでちょっと画像にノイズが多いです。
注:決してモデルのせいではありません。
実はこのほかにも10本近くの鍼が顏のあちらこちらに刺さっておりその全体像を見た同級生は一言、
「なまず?」
と発してくれました。
言いえて妙だなと思います。
痛そうに見えるかもしれませんが、さすときも含めて痛くはありません。
かえって非常に気持ちが良いものです。
ただし、不用意に笑ったりすると“鍼が響いて”びっくりします。
先生に教えていただいた鍼の打ち方も非常に独特で参考になりました。
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8月27日 中医学交流会 ― 2006年08月27日 19時00分13秒
夏の最後の日曜日、中医学交流会 鍼灸分科会 学術大会に参加してきました。
(会のホームページはこちら)
まあ書いて字のごとく中医学の学術講習会です。
「この間は経絡治療学会の夏期大学に出席して、今度は中医学とは節操がないやつ」
と思われるかもしれませんが自分自身ではあまり違和感はなかったりします。
ものすごく大雑把な話になりますが、“古典に基づく治療”という意味ではあまり違わない部分があったりします。
(だからお前は馬鹿なんだといわれそうですが・・・)
午前中は参加者が一堂に会して講師役の先生方の治療スタンスなどの講義を受けました。
その中で印象深かったお話が「臨床治療におけるローカライズ」というお話。
古来中国で発達した鍼灸ですが、中国と日本では気候も風土も食の嗜好も異なります。
日本で活躍する中医師の先生方は、中国で書かれた本を基に治療を行うわけですがそのまま臨床に応用してもあまり効果が上がらないケースがあるという話です。
これに対応するために行うのが日本にあわせた(正確には個人個人の生活スタイル)にあわせた治療の微調整という話です。
また同時に術者個人個人にあわせた微調整という話もちょっと出ました。
これらの話は学生である“たまご”にはいささか難しい部分はあるのですが、将来的に参考にできるのではと感じたお話です。
午後からは5人の講師の先生ごとの分科会に分かれて実技を交えた講習になります。
この午後も本当にいろんな意味で勉強になりました。
“たまご”は唯一の女性講師の先生の分科会に参加させていただいたのですがこの先生がすごかったです。
リンク先の経歴の部分を見ていただければわかるでしょうが、非常に稀有な経歴と経験をお持ちの先生です。
いわゆる中医学で一般的?な臓腑弁証をほとんど用いない症状と西洋医学的な診断に基づく鍼は本当に印象深かったです。
何より先生の姿勢がすばらしかったです。
「患者を治してやる!」
という気迫です。
それがこの講習会の参加者には、
「今日、何かをつかんで持って帰ってもらおう」
という形で伝わってきました。
かなりお年を召しておられますし足が悪いというお話でしたが、二時間近くの時間をかけて、分科会参加者全員に鍼を打っていただきました。
1本や2本の鍼ではありません。
参加者それぞれに10本以上の鍼を打って、先生の持つ手技を体験させてくださいました。
それだけではなく、その後は互いにペアを組んで鍼を打ち合うのです。
そして、先生の鍼に近い感じをつかませてくれる機会を作ってくださいました。
本当に頭が下がります。
立ちっぱなしで私たちに鍼を打っていただき、質問にも喜んで答えてくださる。
本当にありがとうございました。
こうした講習会は鍼の技術や知識を学びに来るだけではなく、学び続けるエネルギーを分けていただくものでもあるようです。
明日からの学校の授業、がんばってまいります。
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ふむふむ→
まあまあ→
まだまだ→
(会のホームページはこちら)
まあ書いて字のごとく中医学の学術講習会です。
「この間は経絡治療学会の夏期大学に出席して、今度は中医学とは節操がないやつ」
と思われるかもしれませんが自分自身ではあまり違和感はなかったりします。
ものすごく大雑把な話になりますが、“古典に基づく治療”という意味ではあまり違わない部分があったりします。
(だからお前は馬鹿なんだといわれそうですが・・・)
午前中は参加者が一堂に会して講師役の先生方の治療スタンスなどの講義を受けました。
その中で印象深かったお話が「臨床治療におけるローカライズ」というお話。
古来中国で発達した鍼灸ですが、中国と日本では気候も風土も食の嗜好も異なります。
日本で活躍する中医師の先生方は、中国で書かれた本を基に治療を行うわけですがそのまま臨床に応用してもあまり効果が上がらないケースがあるという話です。
これに対応するために行うのが日本にあわせた(正確には個人個人の生活スタイル)にあわせた治療の微調整という話です。
また同時に術者個人個人にあわせた微調整という話もちょっと出ました。
これらの話は学生である“たまご”にはいささか難しい部分はあるのですが、将来的に参考にできるのではと感じたお話です。
午後からは5人の講師の先生ごとの分科会に分かれて実技を交えた講習になります。
この午後も本当にいろんな意味で勉強になりました。
“たまご”は唯一の女性講師の先生の分科会に参加させていただいたのですがこの先生がすごかったです。
リンク先の経歴の部分を見ていただければわかるでしょうが、非常に稀有な経歴と経験をお持ちの先生です。
いわゆる中医学で一般的?な臓腑弁証をほとんど用いない症状と西洋医学的な診断に基づく鍼は本当に印象深かったです。
何より先生の姿勢がすばらしかったです。
「患者を治してやる!」
という気迫です。
それがこの講習会の参加者には、
「今日、何かをつかんで持って帰ってもらおう」
という形で伝わってきました。
かなりお年を召しておられますし足が悪いというお話でしたが、二時間近くの時間をかけて、分科会参加者全員に鍼を打っていただきました。
1本や2本の鍼ではありません。
参加者それぞれに10本以上の鍼を打って、先生の持つ手技を体験させてくださいました。
それだけではなく、その後は互いにペアを組んで鍼を打ち合うのです。
そして、先生の鍼に近い感じをつかませてくれる機会を作ってくださいました。
本当に頭が下がります。
立ちっぱなしで私たちに鍼を打っていただき、質問にも喜んで答えてくださる。
本当にありがとうございました。
こうした講習会は鍼の技術や知識を学びに来るだけではなく、学び続けるエネルギーを分けていただくものでもあるようです。
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昼飯徒然 ― 2006年08月18日 22時38分53秒
8月17日と18日の昼ごはん。
まあ、毎度毎度の昼飯なのでまとめてみました。
18日はちょっとした緊急事態で変わった昼飯ですが。
17日はまたもや十八番。
サービスランチ タンメン@¥500-です。
相変わらず美味しいです。
本日はお盆休み明けの初営業らしく混雑しまくり&時間が少しかかっていました。
わしらより後に来た人達は席がなく大変。
常連さんと配膳を仕切るおばちゃんとこんな会話がなされていました。
「何人?」
「4人」
「ああ、ダメ」
「どんぐらい?」
「目途なし!見込みたたず」
「じゃあ階段で待つわ」
なんともぞんざいで素敵な会話です。
18日の昼ごはん。
ちょっとした緊急事態(要は下痢)によりこんなメニューに。
(このほかカップヨーグルト2種類も食べました)
朝、学校に来るときはまったく問題なかったのですが、学校にきたら急に腹痛&酷い下痢。
脈を診ると右寸が普段に比べ浮いている感じ。
逆に左の寸は沈んでいる。
しかも沈めるとすぐに脈が消えてしまう。
どちらかというと大腸の実の反映なのかしら?と考える。
右関は上と下でのみ感じるような芤脈?見たいな感じ。
もしもこの脈が芤脈(コウミャク)だとすると下痢でかなり陰分の損傷が進んでいるのかな?
左の関、尺は少し深いところではあるがしっかりしている。
脈の全体像はやや数で少しコロコロした感じ。
腹診の方は自分で見ているので確証はもてないが左下腹部に圧痛& 硬結があるかんじ。
舌は普段に比べやや苔が厚い、色は白色。
裂や歯痕はみえず。
いろいろと述べていますがいまいち確証は持てず。
なんとなく脾虚胃虚熱証?という感じで考えて見ました。
脾虚証なら大都・労宮ですが、脾胃なので土穴を選択。
鍼はない(某厠にお篭り中)ため指で代用。
なんとなく脈に力が出てきてやっと厠脱出。
その足でコンビニに向かい、旅を思い出して買った昼ごはんがこいつです。
旅行中に腹を壊したら基本はヨーグルト。
上から乳酸菌を取りつつ、下から病原菌を排泄。
ほぼこれで回復が可能でした。
旅先ではできるだけ現地のヨーグルト。
要は現地人の腸内環境に学ぶということです。
今回はいろんな会社のヨーグルト2種に写真の飲むヨーグルト。
鍼とヨーグルト、どちらが効いたのか解りませんがピタッと下痢は止まりました。
家に帰ってから、もう一度診察のうえ鍼をして裏内庭にも灸をしておきました。
まあ、毎度毎度の昼飯なのでまとめてみました。
18日はちょっとした緊急事態で変わった昼飯ですが。

17日はまたもや十八番。
サービスランチ タンメン@¥500-です。
相変わらず美味しいです。
本日はお盆休み明けの初営業らしく混雑しまくり&時間が少しかかっていました。
わしらより後に来た人達は席がなく大変。
常連さんと配膳を仕切るおばちゃんとこんな会話がなされていました。
「何人?」
「4人」
「ああ、ダメ」
「どんぐらい?」
「目途なし!見込みたたず」
「じゃあ階段で待つわ」
なんともぞんざいで素敵な会話です。

18日の昼ごはん。
ちょっとした緊急事態(要は下痢)によりこんなメニューに。
(このほかカップヨーグルト2種類も食べました)
朝、学校に来るときはまったく問題なかったのですが、学校にきたら急に腹痛&酷い下痢。
脈を診ると右寸が普段に比べ浮いている感じ。
逆に左の寸は沈んでいる。
しかも沈めるとすぐに脈が消えてしまう。
どちらかというと大腸の実の反映なのかしら?と考える。
右関は上と下でのみ感じるような芤脈?見たいな感じ。
もしもこの脈が芤脈(コウミャク)だとすると下痢でかなり陰分の損傷が進んでいるのかな?
左の関、尺は少し深いところではあるがしっかりしている。
脈の全体像はやや数で少しコロコロした感じ。
腹診の方は自分で見ているので確証はもてないが左下腹部に圧痛& 硬結があるかんじ。
舌は普段に比べやや苔が厚い、色は白色。
裂や歯痕はみえず。
いろいろと述べていますがいまいち確証は持てず。
なんとなく脾虚胃虚熱証?という感じで考えて見ました。
脾虚証なら大都・労宮ですが、脾胃なので土穴を選択。
鍼はない(某厠にお篭り中)ため指で代用。
なんとなく脈に力が出てきてやっと厠脱出。
その足でコンビニに向かい、旅を思い出して買った昼ごはんがこいつです。
旅行中に腹を壊したら基本はヨーグルト。
上から乳酸菌を取りつつ、下から病原菌を排泄。
ほぼこれで回復が可能でした。
旅先ではできるだけ現地のヨーグルト。
要は現地人の腸内環境に学ぶということです。
今回はいろんな会社のヨーグルト2種に写真の飲むヨーグルト。
鍼とヨーグルト、どちらが効いたのか解りませんがピタッと下痢は止まりました。
家に帰ってから、もう一度診察のうえ鍼をして裏内庭にも灸をしておきました。
8月9日 経絡治療学会夏期大学3日目 ― 2006年08月09日 11時58分27秒
経絡治療学会夏期大学も最終日
昨日に続いて実技を中心としたカリキュラムです。
今日は刺鍼についても先生からアドバイスがありました。
ある意味、目から鱗が落ちるアドバイス、早速実践していきます。
何と言うのか実際の臨床の第一線の先生の話はスゴイです。
その先生が「この3日間の講習で、何かをもって帰ってもらおう」とお話してくれているのがひしひしと伝わってきます。
これが夏期大学の良いところではないかなと感じています。
午後からは、講師の先生方全員での臨床実技です。
大きな講堂に机でベッドを30以上作り、各先生がたが実技を見せてくださいます。
希望して運がよければ治療もしてもらえます。
(希望する先生によっては治療希望者が多すぎてまわらない事も)
これだけの先生がたの手技を一度に見られる機会はそうありません。
ある意味、大会のクライマックスとも言えるカリキュラムです。
堪能させていただきました。
終講式にはちょっとしたサプライズ(というか罰ゲーム?)で受講生代表なんぞをやらせていただいたりしました。
3日間はとっても短いしこれに参加したから何かができるようになるとは限りません。
ある先生がおっしゃっていましたが、
「夏期大学は導入、ここから家に戻って一年かけて学んでいくための方向性を決めるものなんです。来ていさえすればいいというものではない、帰ってからが勝負ですよ」
このとおりだと思います。
一年目には一年目の発見がありました。
二年目には二年目の、そして三年目の今年、続けていた本当に良かったと感じています。
これまで以上の大きな発見をさせていただきました。
各講師の先生方、事務局の先生方、本当にお世話になりました。
また一年、勉強して来年も参加させていただきたいと考えています。
昨日に続いて実技を中心としたカリキュラムです。
今日は刺鍼についても先生からアドバイスがありました。
ある意味、目から鱗が落ちるアドバイス、早速実践していきます。
何と言うのか実際の臨床の第一線の先生の話はスゴイです。
その先生が「この3日間の講習で、何かをもって帰ってもらおう」とお話してくれているのがひしひしと伝わってきます。
これが夏期大学の良いところではないかなと感じています。
午後からは、講師の先生方全員での臨床実技です。
大きな講堂に机でベッドを30以上作り、各先生がたが実技を見せてくださいます。
希望して運がよければ治療もしてもらえます。
(希望する先生によっては治療希望者が多すぎてまわらない事も)
これだけの先生がたの手技を一度に見られる機会はそうありません。
ある意味、大会のクライマックスとも言えるカリキュラムです。
堪能させていただきました。
終講式にはちょっとしたサプライズ(というか罰ゲーム?)で受講生代表なんぞをやらせていただいたりしました。
3日間はとっても短いしこれに参加したから何かができるようになるとは限りません。
ある先生がおっしゃっていましたが、
「夏期大学は導入、ここから家に戻って一年かけて学んでいくための方向性を決めるものなんです。来ていさえすればいいというものではない、帰ってからが勝負ですよ」
このとおりだと思います。
一年目には一年目の発見がありました。
二年目には二年目の、そして三年目の今年、続けていた本当に良かったと感じています。
これまで以上の大きな発見をさせていただきました。
各講師の先生方、事務局の先生方、本当にお世話になりました。
また一年、勉強して来年も参加させていただきたいと考えています。
8月8日 経絡治療学会夏期大学2日目 ― 2006年08月08日 11時41分35秒
経絡治療学会夏期大学2日目
昨日からうって変わってこの日は一日中実技。
50名ほどの受講生が4班に分かれ各講師の先生について学んでいきます。
具体的には受講生が交代で患者役になり、四診(脈診が中心です)で証を立てて治療をしていきます。
その治療時にも脈を交代で診させていただいて変化を見ていくわけです。
この実技では、脈の見方に関して正直戸惑いました。
はじめはその違和感になかなか気付かなかったのですが、自分がモデルをして同じ班のメンバーに脈を診てもらったときに認識しました。
先生から教えていただいたやり方だと脈の情報量が多くなるのですね。
これを貧弱な私の脳みそが処理できなかったのが違和感のようです。
と、気付いてもすぐには対応できるわけではありません。
まあこればっかりは毎日少しずつやっていくしかありませんわな。
もう2日目が終了。
終わってみるとビックリするくらいすぎていく時間が早いです。
昨日からうって変わってこの日は一日中実技。
50名ほどの受講生が4班に分かれ各講師の先生について学んでいきます。
具体的には受講生が交代で患者役になり、四診(脈診が中心です)で証を立てて治療をしていきます。
その治療時にも脈を交代で診させていただいて変化を見ていくわけです。
この実技では、脈の見方に関して正直戸惑いました。
はじめはその違和感になかなか気付かなかったのですが、自分がモデルをして同じ班のメンバーに脈を診てもらったときに認識しました。
先生から教えていただいたやり方だと脈の情報量が多くなるのですね。
これを貧弱な私の脳みそが処理できなかったのが違和感のようです。
と、気付いてもすぐには対応できるわけではありません。
まあこればっかりは毎日少しずつやっていくしかありませんわな。
もう2日目が終了。
終わってみるとビックリするくらいすぎていく時間が早いです。
8月7日 経絡治療学会夏期大学初日 ― 2006年08月07日 12時14分09秒
今年も夏期大学に参加してきました。
経絡治療という古典を元にした治療法を学び研鑽する場です。
年に一度のこの勉強会には、全国から鍼灸師や鍼灸の学校に通う学生が集まり3日間のカリキュラムをこなしていきます。
受講生が560名、講師や事務局の先生方を合わせると600名を超える人々が集まって勉強をするのだから壮観です。
参加1年目は普通科、2年目で高等科、3年で研究科、4年目以降は研修科となっていきます。
私は今年で3年目。
研究科というクラスでカリキュラムに参加させていただきました。
3年目のカリキュラムは脈状診。
ここまでの2年間と異なり、なぜか急にレベルアップしたかのように難しく感じます。
初日は丸一日講義のみでしたが、驚くほど時間が早く経過して行ったように感じました。
講義時間はおよそ6時間だったのですが時間の経過は早かったです。
今年の夏期大学の開催は全て平日。
このため、日程的に参加できなかった方も多かったように思います。
でもこの夏期大学、無理にでも時間を作って参加する価値のある大会です。
経絡治療という古典を元にした治療法を学び研鑽する場です。
年に一度のこの勉強会には、全国から鍼灸師や鍼灸の学校に通う学生が集まり3日間のカリキュラムをこなしていきます。
受講生が560名、講師や事務局の先生方を合わせると600名を超える人々が集まって勉強をするのだから壮観です。
参加1年目は普通科、2年目で高等科、3年で研究科、4年目以降は研修科となっていきます。
私は今年で3年目。
研究科というクラスでカリキュラムに参加させていただきました。
3年目のカリキュラムは脈状診。
ここまでの2年間と異なり、なぜか急にレベルアップしたかのように難しく感じます。
初日は丸一日講義のみでしたが、驚くほど時間が早く経過して行ったように感じました。
講義時間はおよそ6時間だったのですが時間の経過は早かったです。
今年の夏期大学の開催は全て平日。
このため、日程的に参加できなかった方も多かったように思います。
でもこの夏期大学、無理にでも時間を作って参加する価値のある大会です。
6月25日 小児鍼の紹介 ― 2006年06月25日 21時39分33秒
以前、小児鍼について紹介させていただいています。
5月27日の”こちらの記事”と6月11日の”こちらの記事”
折角なので、学校のはりきゅう理論の講義中に見せていただいた鍼をもう少し。
講義中に先生が回してくれたものなので、皆の指紋がつきまくり。
撮影するときに気がついて拭けば良いのに肉眼で見ているときはそんなに気にならなかったりするんですよね。
で、写してみるとこのとおり。
見苦しいのですがご勘弁ください。
(少しだけレタッチかけていますが、これ以上は余計に不自然なので断念)
熊手のように飛び出た部分で子供さんの肌を擦って軽い刺激を与える鍼です。
こちらはばね式の鍼。
ばねが内蔵されていて、肌に押し付けると適度な荷重で鍼が中にめり込みます。
このため、トントントンとリズムよくたたいても過剰な刺激や痛みを子供さんに伝えることはありません。
はじめて見たときは、突き刺すと刃の沈むおもちゃのナイフを思い出しました。
一ヶ月近くも前の画像を引っ張り出してきた理由は、今日の勉強会で小児鍼のひとつを思いもかけない治療に用いていたため。
“治したい”という想いによって導き出される創意工夫はすごいです。
今日は良い勉強をさせていただきました。
5月27日の”こちらの記事”と6月11日の”こちらの記事”
折角なので、学校のはりきゅう理論の講義中に見せていただいた鍼をもう少し。

講義中に先生が回してくれたものなので、皆の指紋がつきまくり。
撮影するときに気がついて拭けば良いのに肉眼で見ているときはそんなに気にならなかったりするんですよね。
で、写してみるとこのとおり。
見苦しいのですがご勘弁ください。
(少しだけレタッチかけていますが、これ以上は余計に不自然なので断念)
熊手のように飛び出た部分で子供さんの肌を擦って軽い刺激を与える鍼です。

こちらはばね式の鍼。
ばねが内蔵されていて、肌に押し付けると適度な荷重で鍼が中にめり込みます。
このため、トントントンとリズムよくたたいても過剰な刺激や痛みを子供さんに伝えることはありません。
はじめて見たときは、突き刺すと刃の沈むおもちゃのナイフを思い出しました。
一ヶ月近くも前の画像を引っ張り出してきた理由は、今日の勉強会で小児鍼のひとつを思いもかけない治療に用いていたため。
“治したい”という想いによって導き出される創意工夫はすごいです。
今日は良い勉強をさせていただきました。
6月18日 勉強会 ― 2006年06月18日 21時16分37秒
この日は朝から勉強会に参加してきました。
10月に開講して7月で終了するこの講習も後残すところ2回。
時間のたつのは早いものだと言うことを実感させてくれます。
現役の治療家である先生方の講義は非常に現場での内用に富んでおり非常に面白く聞かせていただいています。
まだ学生の私にとってはすぐに役立つ知識というわけではありませんが、少しずつ自分の中に蓄積していけたら良いなと考えています。
その後は学校の同窓会組織の総会の懇親会へ出席。
久方ぶりに卒業された先輩方にも会えましたし卒業後の話も聞けました。
開業された先輩や開業準備に入った方もいらしゃって参考になる話をお聞きすることができました。
一方で、もう半年ほどで国試なんだということも強く実感した一日でした。
10月に開講して7月で終了するこの講習も後残すところ2回。
時間のたつのは早いものだと言うことを実感させてくれます。
現役の治療家である先生方の講義は非常に現場での内用に富んでおり非常に面白く聞かせていただいています。
まだ学生の私にとってはすぐに役立つ知識というわけではありませんが、少しずつ自分の中に蓄積していけたら良いなと考えています。
その後は学校の同窓会組織の総会の懇親会へ出席。
久方ぶりに卒業された先輩方にも会えましたし卒業後の話も聞けました。
開業された先輩や開業準備に入った方もいらしゃって参考になる話をお聞きすることができました。
一方で、もう半年ほどで国試なんだということも強く実感した一日でした。
携帯鍼入れ何ぞ作ってみた ― 2006年06月17日 17時05分49秒
何の予定も無い土曜日は久しぶりである。
折角なので朝から鍼を磨いていました。
ちょっと車で出かける用事があったので寄り道をして材料を購入して工作開始。
わずか数分でできたのは
“携帯鍼入れ~”(ドラ●もん風に)
何のことは無い、百円ショップで購入した名刺入れにリードクッキングペーパーをカットして入れただけのものである。
しかも、自分のオリジナルでなく先輩が持っているのを見て真似した物なんです。
しかしまあ思った以上に使いやすいので百円ショップに行ったらもう5個ほどこの名刺入れを買ってこようかと・・・。 (さっき行ってみたら何故か2個のみに・・・4時間ほど前までは10個ほどあったのに)
銀鍼を入れるならダイソーの“ステンレス名刺入れ 中厚タイプ”がよいみたいです。
セイリンの寸3のディスポを入れるならなら同じ名刺入れの厚タイプが.
プロになるなら専門のものを買えと言う人もいるかもしれないが、真鍮製のものが多く、使ううちにめっきがはげたりするんです。
何より驚くほど高いので学生の間はこのようなものでよいのではないかと考えています。
容器に金をかけるなら本でも買うべきなんでしょうな。
まあ、何も無い良い一日という感じです。
折角なので朝から鍼を磨いていました。
ちょっと車で出かける用事があったので寄り道をして材料を購入して工作開始。
わずか数分でできたのは

“携帯鍼入れ~”(ドラ●もん風に)
何のことは無い、百円ショップで購入した名刺入れにリードクッキングペーパーをカットして入れただけのものである。
しかも、自分のオリジナルでなく先輩が持っているのを見て真似した物なんです。
しかしまあ思った以上に使いやすいので百円ショップに行ったらもう5個ほどこの名刺入れを買ってこようかと・・・。 (さっき行ってみたら何故か2個のみに・・・4時間ほど前までは10個ほどあったのに)
銀鍼を入れるならダイソーの“ステンレス名刺入れ 中厚タイプ”がよいみたいです。
セイリンの寸3のディスポを入れるならなら同じ名刺入れの厚タイプが.
プロになるなら専門のものを買えと言う人もいるかもしれないが、真鍮製のものが多く、使ううちにめっきがはげたりするんです。
何より驚くほど高いので学生の間はこのようなものでよいのではないかと考えています。
容器に金をかけるなら本でも買うべきなんでしょうな。
まあ、何も無い良い一日という感じです。
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