イラン旅客機事故と核の話2006年09月02日 07時48分38秒

核問題などできな臭い状況が続くイランで、航空機が墜落する事故がありました。
(詳しい状況は”Yahooニュース イラン”へ)
”flight2005”(byflight2005様)のページに各社記事のまとめ情報などが掲載されています)


事故があったのはマシャド空港。
実は“たまご”もこの空港からイランの国内線を使用したことがあります。
イスラム圏を旅行した時にアフガニスタンからイランへと移動をしました。
このルートは陸路で移動をしたのですが、このイラン側の街がマシャドでした。
ここから、チケットを購入し首都のテヘランへ向かい飛行機を乗り継いでトルコに向かいました。
(この時の悲惨な状況はまた別の機会にでも)

この事故も、実はイラン核問題と切り離せない問題を抱えています。

イランの核開発問題に絡んで、実はいろいろな制裁がすでに行なわれています。
その一つが航空機とその部品の調達の制限です。
現在主流となっている航空機の会社は2社、エアバスとボーイングです。
エンジンもGE(米)やらRR(英)やら西側諸国のものが主流です。
これらのかなりのものが制限を受けているそうです。

墜落したツポレフ154型機は原型初飛行が1968年、900期以上が作られましたが既に10年以上前に生産は終了しています。
そして何より多くの航空会社で機体の交換期を迎えつつある機種でもあります。
現在の制裁下では交換期を迎えても機体の交換ができない状況にあるわけです。
少し飛躍しますが、ある意味核開発の犠牲者と言えるのではないでしょうか。



「イランの核開発の話」
国際的な反発や制裁を覚悟してまで、何でイランが核開発をすすめているのか少しだけ。
ものすごく単純に話をまとめてしまうと・・・
「核を開発・配備完了後、これを廃棄させられた国家はほぼ存在しないのです」
(唯一南アフリカがありますが、開発経緯を含めて例外)

もっと言うと、核開発段階においてはさまざまな経済制裁などが実施されますが開発・配備後は有耶無耶になるケースがほとんど、というか全てなんです。

●核保有国
アメリカ イギリス フランス ロシア 中国(NPT上の保有国)
インド パキスタン(核実験を実施し保有を宣言)
イスラエル(国家として宣言はしていないが保有濃厚)

インドにしてもパキスタンにしても核実験時にはさまざまな制裁を受けましたが今は事実上解除状態。
イスラエルにいたってはIAEAすらまともな情報収集ができていないのに許されている感があります。

NPTという核拡散防止条約そのものが核保有国のお手盛りで先導されているという状態を考えるとどうにもならない感を感ぜざる得ません。

イランとしてはともかく開発配備までして、武力侵攻等手を出せなくなる状況を作って制裁も有耶無耶にもってく方向なんでしょうね。


遠く離れた国の問題のようですが、日本の近所の北の国もまったく同じ状況ということ。




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リハビリまとめノート二種UP2006年09月02日 23時05分38秒

リハビリのまとめノートを二種類アップします。

”リハまとめノート 膨大バージョン”

”リハまとめノートミニ”

膨大バージョンは講義ノートをほぼそのままに。約25ページ)
ミニはできるだけ短縮。(でも13ページもあります)
(ざっと見れば6割強は取れる?ハズデス)
ほしい人は持っていってください。
解凍パスはいつも通りアレデス。



ちなみに私はノートの作成中にも、
「脊損のT6で何で循環が安定するの?」
「心臓の支配神経は、交感神経(T1~T4)と迷走神経(脳神経)じないの?」
などと無駄な悩み(テストマエダロ、マルアンキ、マルアンキ)に惑わされ一向に勉強が進みません。
(答えが気になる方はランキングのタグの下にある“答え”リンクを踏んでください)





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”解答”