治療院開院日記 準備編42010年07月19日 15時48分17秒

前回までの検討である程度判断の下地になる情報が入りました

というわけで実際に探し始めるわけです

物件探査時に最もいいのは徒歩です
これは大規模なショッピングセンターやチェーン店などでも同じです
ただ、これだとあまりにも時間がかかるので基本は自転車としました

バイク、自動車でのチェックは×です

これはあまりにもスピードが速く一人では行えないという理由があります
ちなみにロードサイド店舗の開発等で大手の調査会社が行う場合は
ドライバー以外に2人以上の人員で行います

では、どうやったのかというと

具体的には自転車にGPSロガーをつけて自分の移動ルートを記録しつつ
気になるやチェックポイントすべてデジカメで写真を取るというようなやり方です

走るときのチェックポイントは以下のとおり
 ・テナント募集の物件
  →まあこれは当たり前ですね
 ・他の競合業者のチェック
  →はりきゅうの治療院もそうですがそのほかに
    接骨院、病院、エステ、その他手技療法などなど
 ・住民の移動ルートの検討
  →道路でもどちらかに交通量が偏るケースがほとんどです
 ・周辺商店、美容院
  →これは結構大事
 ・テナントの面した道路の広さ
  →こんなのも結構大事
 ・周辺の住宅以外の施設のチェック
  →公園や学校など住人のいないところ

結構たくさんのチェックポイントがありますが先の装備なら簡単です
ロガーで時間とルートの記録はあるのであとは基本的に写真を撮っていくだけ
家に帰れば走行ルート上に撮った写真を重ねられるので本当に簡単です
プロはこれにボイスレコーダーを追加して音声でのメモをのこします

この方法ならば地図やメモ帳を開く必要が無いので便利です
デジカメは持っている場合が多いでしょうし、ロガーが1万ほど
開院するというような人生の大事には微々たる投資です


で、数時間走れば何件かの物件は見つかるわけです

物件が見つかったらとりあえず広さと大まかな条件をチェックします
看板にある不動産屋さんに電話をかけて以下の点を聞きます

占有面積と賃料、水周り設備の有無、渡しの形態
まあ不動産屋さんにとっちゃいやな客ですが、とりあえず聞いちゃいます

とっても大事なのは渡しの形態
これはどのような形で渡してもらえるのか
スケルトンなのかある程度の調度があるのか
実はこの部分で結構開業コストが変わってきます

前のテナントが飲食業だったりすると大体スケルトンです
すると内装全部がこっちもちで行う形になるんですね

資金面に余裕があれば自分の思ったとおりの施設にできますが・・・

自分は金が無いのでスケルトンは極力避けて探しました
これがまた物件探しのハードルをあげるわけです

具体的には事務所物件を中心にしたわけです

これならば床、壁紙、天井、トイレまではそろっているケースが多いです
こっちで整えなくてはならない部分が少なくてすむわけです


で有望そうなものが見つかったらどうするかというと
周りを歩いてみるわけです

今度はもう少し詳細な情報を集めるわけですね
そこらへんのチェックポイントは次回にでも

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