治療院開院日記 準備編52010年07月21日 18時20分13秒

さてではよさそうな物件が見つかった場合どうするのか

周囲をよく歩いてみるわけですね
ちなみにここで初めて地図を使用します

あと、この調査方法はあくまでも自分の治療院のイメージに基づいてアレンジしたものです


準備編2で紹介した地域地図
(縮尺1/2500の千葉市都市図でも1/10000の基本図でも大丈夫です)
この地図の物件位置にしるしをしてこれを中心にコピー
即席の物件周辺図を作ります

で地図を画板にでもはさんで物件の周囲を歩きます

歩き方の基本は物件を中心に円を描くように
25m、100m、200m・・・という風に円を描きます

25mでは左右前後の状態、100mで町内、200mで地区という風に
大事なのはまあ大体400mまででしょうか
半径400mというのは徒歩換算で5分から10分
半径1kmになるともうちょっと治療院の集客範囲を超える気がします

住宅数ですが持ち家とアパートをできるだけ分けます
マンションも分譲か賃貸かを見分けて地図に記入します

後はいろんな時間帯を歩いて周りを歩いている人の有無を見るわけです
最低でも4つぐらいの物件はきちんと地図に書き込んだほうがいいかな
面倒ですがやっておけば以降は町を歩くだけで勝手に脳が反応します

で、治療院を開いた際のイメージをするわけです

ちなみに地図に書き込んでデータの整理をきちんとすると・・・
ダメな物件の感じだけはわかるようになります
つまり、つぶれそうな所はわかるわけです

自分の場合、保険無し、基本全身治療、価格は安くは無い・・・・・・
という条件で来てくれる患者さんがいるのかいるとしてどれくらいなのか

これを延々繰り返します

結構精神的にダメージ来ますよ
延々つぶれるイメージですからね
でも メゲナイ・マケナイ・クサラナイ とやるわけです


ちょっと汚い金の話になりますがもう一つ大事なのが採算分岐点
実はこれがイメージできないと物件探しは始まりません
順番が前後しますがこの金の話を次回