治療院開院日記 実動編22010年07月30日 10時32分34秒



これが治療院の内部の設計というか計画図
(クリックで大きくなります)

これを元に必要な部材、工事の検討を行うわけです

こういうこともすべて設計事務所などに頼めばひっくるめてしてくれます
自分は勉強もかねてすべて自分で検討・手配を行いましたが大変です
面倒なら一切を行ってくれるところに頼むのもいいかもしれません
ちなみにお金は自分でやる場合の倍以上かかると思ってください



工事
 1.エアコン工事
 2.医療用カーテン、ブラインド工事
 3.ガス湯沸かし器、配管工事
 4.カーペット設置
 5.電話、ネット開通
 (その他として看板、ガラスフィルムがありますがこれは別記)

1. エアコン
面積が広いため家庭用エアコンは能力から除外
契約面積が66平米(20坪)有りますからね

選び方ですが
業務用のエアコンの場合は馬力で能力が表示されます
事務所タイプでは60平米ですと3馬力以上(推奨4.5馬力)
ただし4.5馬力などになると単相200Vでの対応ができなくなります
そこでぎりぎりですが3馬力の機種を選択
ただし室内機を2台にしています

ここで空調機に関してのポイントです
エアコンの能力はおおむね 冷房>暖房 です
暖房能力で推奨エアコンが決まっていると考えるといいわけです
エアコン以外の暖房機を入れるならまあこの選択でもいけるだろうと

エアコンの概要が決まったら問題は設置場所
 
これが結構大事で自分の場合、図下部の2つの窓の間に1台
図左真ん中少し上の洗面台の上に1台をリクエストしました
これが気流的に最もよくなる設置となります
2台目のドレン管を洗面台に出せるというメリットもあります
(2台目のドレンを室外機まで引っ張ると3万以上コストアップ)

でここまで決めて図面も作ったうえで見積もり依頼をだします
数日で概算の見積もりが出ますので問題が無ければ現場調査


見積もりを出すときには必ず他の設置案が無いか書き添えます
たいていはコスト的に優位な方法を向こうが提案してきます
これは自分の思い込みとか勘違いが無いかチェックする意味でも大事
あと必ず相見積である旨を書き添えています

ちなみに業務用のエアコンの定価はびっくりするほど高いです
でもネット販売系で探すとこれまたびっくりするほど安いです
設置工事自体は地場の空調工事の専門会社が行います
このことを知っていたので自分はネットの通販でエアコンは調達

さて現場調査では実際に工事を行う空調工事の人がきます
で天井を空けてみたり壁の材質を調べたり
こちらの依頼どおりの工事が可能かどうか調べてくれます
このときにしっかり職人さんの手際を見届けます
万が一不安があるようならば断ることも考えていました
(この場合現場調査費が発生します)
幸いきちんとした職人さんで安心しました

調査終了から数日で正式の見積もりがでます
これを元に発注し工事日を決定、工事へといたるわけです
空調工事はほぼ一日がかり

工事完了後 48時間ほどチェックのため連続稼動させてみました
きっちり冷えます大丈夫です

なおこの7月の最高気温35度を超えたときにもきっちり仕事をしています
難点は業務用だけあって風量がやや大目
カーテンで仕切られていればいいのですがあけているときは問題
オープンした状態で点灸をする場合は空調は切ります


エアコンに関しては以上
冬場はパネルヒーターとガス暖房を併用の予定

続いては医療用カーテンです