1月5日講義内容概要2006年01月05日 19時36分50秒


二時間目 解剖学
●前期の復習
呼吸器の復習

●喉頭
軟骨性の骨格 4つの軟骨
喉頭蓋軟骨、甲状軟骨、輪状軟骨、ひれつ軟骨
舌骨甲状靭帯によって結合している

喉頭は声帯をもつため大事
喉頭隆起の内側とひれつ軟骨の全面を結んでいる

ひれつ軟骨の所に声帯(声帯靭帯)がつく
左右の声帯の間を声門という
声門が閉じていると高い声が、開いていると低い声が出る
声門の開閉にはひれつ軟骨が動く(回転)ことで行う
声帯の隙間のうち前部を声帯裂ともいう
外側輪状ひれつ筋=声門を閉じる
後側輪状ひれつ筋=声門を開く

○喉頭の臨床
アダムのリンゴ:喉頭隆起の発達を指す
 声帯の靭帯が伸びることで低音となる→声変わり
 男性でも女性でもあるが男性が顕著

輪状軟骨:第六頸椎の高さにあり、下縁は気管の上端、食堂の起始部
喉頭蓋:嚥下の際に喉頭口を覆うことで食塊が気管に入るのを防ぐ
 喉頭蓋谷や梨状陥凹には魚の骨がはまることがある
(喉に刺さった骨を探すのに注意する点)
喉頭狭窄:輪状軟骨が炎症他などで変形を起こすと喉頭狭窄を起こし、呼吸困難や嗄声を起こす
(粘膜の肥大程度では起きない、相撲取りののど輪などでなることも)
嗄声は基本的には迷走神経の枝の反回神経の下喉頭神経の問題で起きることが多い

喉頭粘膜の炎症が起きると重層偏平上皮(声帯にかかわる所のみ)が浮腫をきたしす(多列線毛円柱上皮では下の血管に炎症が波及)
ポリープや偏平上皮癌の好発部位である

反回神経マヒ:喉頭周辺の腫瘍、胸大動脈癌圧迫、甲状腺の手術時の損傷によりマヒが起きる
一側性のマヒではマヒ側の声帯ヒダが正中位に固定され発生が不正確で嗄れ声となる
両側性ではかすかな嗄れ声(声も小さく)と呼吸困難を伴う
反回神経は右と左で反回部が異なる
→右は鎖骨下動脈 左は大動脈弓
上喉頭神経の支配する喉頭の筋は?(例外)
→輪状甲状筋?

●気管、気管支
気管軟骨と膜性壁(平滑筋が入っている)よりなる

主気管支への分岐=第4第5胸椎
左右差がある
右が太く短い角度も大きい、左は細く長い角度が小さい
肺結核は右の方が侵されやすい
→特に状葉気管支にはいり、上葉の気管支部が侵されやすい

肺胞でガス交換が行われる

○臨床事項
気管支の左右比較  既出
気管切開:喉頭の気道狭窄時に行う
甲状腺を傷つけないように輪状軟骨から胸骨上端の正中部を切開し、輪状甲状靭帯を横切開する
場合によっては甲状腺峡部の上(大人)下(小児)で気管軟骨に横切開する

●肺
肺葉の位置
○肺尖 鎖骨上方2横指
○肺の前縁は鎖骨関節から胸骨角中線をへて下方を走り、第六軟骨にかけて胸骨縁より3cm位のカーブを描く
○肺の下縁は胸骨側縁から鎖骨中腺(第7肋骨)から中腋窩線から肩甲線(第10肋骨)で脊柱側縁で第11肋骨
○斜裂は後面で第二胸椎の高さから外下方に走り、全面で第六肋軟骨に
水平列は中腋窩線で第六肋骨の高さから水平に走り、第四肋軟骨の高さで肺の前縁に至る
(左は水平裂がない)
左右の肺の容量比は右が8に対して左は7

○肺門
肺静脈、肺動脈、気管枝(肺静脈は2本)
気管支動静脈、気管支肺リンパ節(肺門リンパ節)

○臨床事項
肺のリンパ節:
気管支肺リンパ節 肺門部にあるため診断に役立つ
下気管気管支リンパ節 左右の肺のリンパが注ぐため反対側への転移を起こすことがある
 また、このリンパ節が腫大、癒合して周辺組織を圧迫することで障害を起こすことがある
 嗄れ声(反回神経障害)、血行障害(自律神経障害)、呼吸障害(迷走は促進、交感神経は阻害でバランスが取れなくなる)、嚥下障害(食道以下は自律神経支配)
リンパ節は病気の判定にもかかわるので注意

○肺区域の意義
肺のは2分分岐してできている(血管も一緒)
→一つの単位として分岐している→区域
疾患は肺区域にきょくざいする
右で10区、左で9区(8区)に分けられる

●胸膜
ショウマク:単層偏平上皮(中皮細胞由来)
臓側葉、壁側葉があり間を胸膜腔
胸膜腔の広い所は洞という
→胸膜炎の好発部位

胸膜炎 肺での炎症が胸膜に及び起こる
炎症が軽い 乾性胸膜炎→摩擦音
炎症が重い 湿性胸膜炎→濁音
胸膜の炎症がひどいと胸膜の癒着を起こし、深呼吸時に引攣るため痛みを起こすことがある




三時間目 テスト内容と問診練習 


ペアで入室
交互に一本くじをひいて
くじはすぐには見ない、言われてから見る
スタート時に見る形タイムも計る
3つの検査を連続して行う
終わったら、終わりましたを言う
5分オーバーはOUT
時計は見える所におくが、あんまり見ないように
31検査法でくじを引いて一人3つの検査行う
両方の実技試験が終わったら口頭試問(時間外)

角度計、打腱槌は自分のをもっていく
実施する試験は片側だけでよい(触覚は2本の刷毛で両側行う)
腱反射はきちんと反応が出るように(増強法はしなくてもいい?)
出ない場合は複数回行う

口頭試問では減弱じ、亢進時ともいう

●ポイント
基本的にデバタ本のテスト法(ニュートンテストは仙骨の圧迫のみなど)
患者への対応(分かりやすいかどうか)
検査が適切かどうか(無理な姿勢は減点)
丁寧さ、一般の人に分かりやすいか
言い回しや指示の出し方も
検査の意義

総合 身だしなみ、言葉遣い(分かりやすいか、滑舌、語尾など)
試験態度(落ち着いているかどうか、立ち振る舞い)
時間内は重要(オーバーはOUT)

初呑み2006年01月05日 20時52分31秒

先輩に誘われて初呑みに”こちら”
おいしいお酒を(白鷹の燗酒オンリー)をいっぱいに程よいツマミをいただいて、気がついたら5時間近くも飲んでました

本日は、”みますや”も仕事始めとのこと
大勢のお客さんがいらしてました



なんともよい初呑みとなりました
ほろ酔い気分で帰りには神田明神にご挨拶
誘ってくださった先輩方ありがとうございます
そういえば”みますや”の会計時に干支のストラップをいただきました
携帯ストラップというのがなんとも現代的で正直びっくりしましたが、チリチリという鈴の音がなかなかよく早速携帯につけています
まあ自分は戌年ですから、ちょうどよかったです




先輩方と別れて電車で家路に向かう際にこんなものが目に入りました
確かにそうなんですよね
特にいい年からげた大人のほうがたちが悪いと感じることが多いです
タバコのマナーもそう感じます
学校のある区は歩きタバコ禁止
でも結構歩きタバコをしている人が多いです
しかも結構しっかりとしたスーツ、コートを着ている人に多いんです

注意すればいいのでしょうが、なかなかそう簡単には行動できませんよね
あほみたいなキレ方をしてくるやつや逆上するやつも多いでしょうし
何よりみっともない言い訳をするやからが多いので
かっこよい大人を目指したいもんです