トルコの旅 エルズルム22007年02月10日 05時26分16秒

イランの国境にも程近いこの街にはセルジューク朝の様式の建物が多い。
セルジューク朝はおよそ1000年前に栄えた王朝で今のイラン・イラクを中心にトルコ、アフガニスタン、カザフスタンとここ一帯を治めていた。



これは「チフテ・ミナーレ」セルジューク朝時代の建物でもともとは神学校だったらしい。



最も特徴的なのが二本並んだミナーレの装飾。
見ていただければ解るが、煉瓦にトルコ石を思わせるターコイズブルーのタイルで装飾されている。

実は一瞬、本物のトルコ石かしら?と思ったのだが、トルコ石は一般的に日光に弱く外装の装飾には向かないものなのでおそらくタイルでしょう。

この頃には既にタイルの製法で作られたトルコ石のイミテーションもあったようですし。



これは、中庭からの様子。
ミナーレが本当にイイです。



こっちはイル・ハーン朝時代に立てられた「ヤクティエ神学校」
イル・ハーン朝は、かのチンギスハーンの孫のフレグが起こした王朝。
でも、セルジューク朝に時代が近いため、建築様式などは非常に似ていたりします。



これは塔の縄紋模様。
やはりブルーのタイルによる装飾が見事です。



結局のところビザですが、早い話がダメでした。
と言うわけで広大なイランの国土を5日間で駆け抜けなくてはなりません!

何が腹立つ?といって最も腹が立つのは・・・・
 30日のツーリストビザも5日間のトランジットビザも・・・価格は一緒
 →50ドル
ともかくこれが一番腹が立つ!

ともあれ次回は国境の町、ドゥバヤジットです。


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